6回2失点で今季6勝目の番長「嶺井が上手く引っ張ってくれて踏ん張れました」

 DeNAの三浦大輔投手が22日、横浜スタジアムでの中日戦に登板し、6回2失点と試合をまとめて6勝目(5敗)を挙げた。前日21日に現役引退を正式発表した中日・谷繁元信選手兼任監督と“最後の対戦“は実現しなかったが、1HR含む4安打3打点と爆発した嶺井博希捕手とともに上がったお立ち台では喜びの笑顔を見せた。

「最高に気持ち良いです。最終登板かと思っていた。嶺井が上手く引っ張ってくれて踏ん張れました」

“ハマの番長”はCSの可能性が絶望的になりながらも満員に埋まったスタンドを見渡し、この日の投球を振り返った。

 前日21日に、1993年から2001年まで横浜でバッテリーを組み、コンビを組んだ捕手で最も多い59勝を挙げている谷繁選手兼任監督が選手としての現役引退を発表。その“元恋女房”が率いる中日相手に先発登板する今季最後の試合となる可能性が高いが、見事に6回2失点で好投。谷繁の選手としての出場はなかったため、打席とマウンド上での“最後の対戦“とはならなかったものの、見事に通算172勝目を挙げた。

大活躍の女房役に「何言ってるかあまり分からないときがあるんですけど(笑)」

「どうしようかなと思ってたのですが、何とかホームベースを踏ませない、一人ひとりと思って投げていました」

 2回に迎えた無死満塁のピンチも杉山、大野を三振に取ると、大島を捕邪飛に打ち取りピンチをしのいだ41歳。この日の登板を終えて、今季95投球回で防御率は3.98。同年代の中日・小笠原ら、自身に近い年代で引退を発表する選手が増える中、右腕はまだまだ存在感を見せている。

「何言ってるかあまり分からないときがあるんですけど(笑)、本当に引っ張ってくれて、自信を持ってサインを出してくれる。集中して投げています」

 最後はこの日の女房役、1HR含む4安打3打点の活躍を見せた嶺井を冗談を交えながら称えたベテラン。残りの登板機会が限られるが、「たくさんのご声援ありがとうございます。最後まで全力で戦いますのでもう少し、よろしくお願いします」とチームの勝ちに貢献することを誓っていた。