ニュースにはならないような話でも、当事者にとってはたいへんな「事件」だ。コミュニティアプリ「アンサー」に、「お寺に預けていた祖父の遺骨が消えた...」というスポット(2ちゃんねるでいうスレッド)が立った。

画像はイメージです(MIKI Yoshihito (´・ω・)さん撮影、Flickrより)

追求してもとぼけられ

投稿者が説明するところによると、経緯はこうだ。

祖父の死後、その友人でもあった近所の寺の僧侶から、「しばらくの間一緒に酒を飲みたいから預からせてくれ」と頼まれた。相手が「本職」でもあることから安心して、投稿者の家族は「1週間」の約束でこの寺に遺骨を託したのだが......。

ところが、1年経っても寺は言を左右にして、遺骨を手渡そうとしない。不審に思ってその行方を尋ねたところ、戻ってきたのは、

「10年前に返した」

との答えだ。1年前に死んだ祖父の遺骨を、10年前に返せるわけがない。もちろん「弁護士雇って裁判する」と相手を問い詰めたが、今度は「脳の手術したから忘れてるだけ」などと言い訳を始める始末で、もはや投稿者らは諦めムードになっているらしい。

お坊さんだからって信用し過ぎた...お寺を建て直すからといっぱい寄附したのにこの仕打ち...」
「もうそのお寺とは関わらないけど、身内の遺骨が無いのはやはりイヤ...」

と投稿者は嘆く。

スポットには、彼に同情する声が多く書き込まれたが、中にはこんな推理も寄せられた。

「坊さんが他の家族の遺骨なくして、じじいの遺骨を代わりにやったんじゃね?」
「焼却炉で骨砕けたから他人のとすり替えるために火葬屋から頼まれた、とか?」

お骨の行方ともども、真偽は定かではない。(ネタ元:アンサー劇場)