「RFIDスマートシェルフ」で書籍のRFIDタグを読み取り、書棚の1段単位で把握。本来の位置と違う場所にあっても簡単に見つけだすことが出来る(撮影:防犯システム取材班)

写真拡大 (全4枚)

 宮川製作所は東京ビッグサイトで開催された「第17回 自動認識総合展」にて、RFIDタグを活用した図書館向け蔵書管理システムの展示を行った。

 書籍にUHF帯RFIDタグを添付し、アンテナが設置された「RFIDスマートシェルフ」を書棚として使用することで、配架された書籍の位置情報をリアルタイムに更新、検索することが可能。

 どの書籍がどの棚にあるか位置情報で把握できるため、別の棚に紛れ込んだ書籍も容易に見つけだすことができるようになる。蔵書の点検も書籍を配架したままで可能だ。

 同システムにより、貸出・返却作業も大幅に効率化。従来のバーコードによる運用では1枚1枚スキャンする必要があるが、非接触で検知範囲が広いRFIDシステムの場合は複数の書籍を一括で貸出・返却処理することができる。利用者自身によるセルフサービスでの運用といった形も可能になる。

 また、不正持ち出しを防止するために出入り口に設置する「RFIDスマートゲート」も、UHF帯のRFIDタグを採用したことで従来のゲートより幅を広くして設置できるため通行を妨げにくい。

 同システムは特定書籍(新刊・貴重本など)に絞った小規模な運用や、既存の図書館システムから独立した運用も可能だという。

■関連リンク
防犯システムNAVIデータベース
防犯システムNAVI