ボルシアMGのルシアン・ファブレ監督が辞任【写真:Getty Images】

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 新シーズン開幕から1ヶ月。早くもブンデスリーガで最初の監督交代が決断された。リーグ5連敗で最下位に沈むボルシアMGは21日、ルシアン・ファブレ監督の辞任を発表している。

 今季で就任から5年目を迎えたファブレ監督だが、クリストフ・クラマーとマックス・クルーゼを失って以降昨季3位に躍進した輝きを取り戻せず苦しんでいた。そこで「日曜日の朝、ファブレの代理人から辞任したいとの申し出を受けた」とマックス・エベールSD(スポーツディレクター)が21日に開かれた記者会見で明かしている。

 エベールSDは「我々はファブレのことを100%信頼しており、今も昔も我々にふさわしい指導者だと思っている。彼はこの困難な状況の解決策を見つけられないのではと心配していた」と語り、解任ではなくファブレ氏本人の意思だと強調している。

 また後任にはボルシアMGのU-23チームを率いているアンドレ・シュバート監督が昇格すると発表された。この決断に至った理由をエベールSDは「我々には新たな監督を探す時間がない」と説明し、今後について「チームがパニックにならないようベストな解決策を欲している。いまは緊急時のプランがない。市場を徹底的に調査して解決策を見つけていきたい」と述べた。

 ファブレ氏が去っても補強などのチーム方針に変わりはなく、新監督とともにチームを作っていくとしたエベールSDは「本当に素晴らしい4年半だった。彼がもはや監督でないことは信じられないほど悲しい」と現体制の礎を築いた指揮官との別れを惜しみ、感謝を口にしている。

 喧嘩別れではないが、ファブレ氏にとっても辛い決断だったに違いない。今季はチャンピオンズリーグの厳しい戦いでも結果を残さなければならないボルシアMGはシュバート新監督とともに復活できるだろうか。

text by 編集部