石田衣良氏

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20日に放送された「真相報道 バンキシャ!」(日本テレビ系)で、作家の石田衣良氏が、安全保障関連法成立について「強行採決」と批判する場面があった。

番組では、安保法が成立したことに関連し、学生を中心とするデモ活動が活発に展開されたことを取り上げた。

VTRによると、日本テレビの単独取材に応じた安倍首相は、デモについて「“国民の一つの声”であろうと思います」と回答したそうだ。また、安倍首相の祖父である岸信介元首相が進めた60年安保闘争で死者まで出たデモとを比較し、「今回そういうような状況にはまったくなっていない」「私は平常心で成立を待っておりました」と振り返ったという。

キャスターの福澤朗氏から「一連のデモ、どうご覧になりましたか?」と尋ねられた石田氏は、「これからの政治を左右する力になるんじゃないですかね」と返答。また、来年夏の衆院選から選挙権の年齢が現在の20歳以上から18歳以上に引き下げられることにも触れ、若者が政治に関心を持つことを肯定的に捉えた。

しかし、石田氏は「ただ安倍さん、おじいさんの話はいいから、一言言えないですかね『国民の声をもっとこれから慎重に聞きますよ』とか」と話し、取材での安倍晋三首相の発言に苦言を呈したのだ。

さらに、安倍首相が今年4月に米連邦議会の上下両院合同会議で、同法案を「この夏までに成就する」と約束していたことを指摘。「アメリカの議会でこの法案を夏までに通すという約束をして、この強行採決ですから」と話し、国民の声を聞くよりも米国との約束を優先させていたと批判。

最後に石田氏は「法案通ってしまったから仕方ない」としつつ、「運用するときは自分の子どもを戦場にやるぐらいのつもりで慎重にやってほしいですね」と語った。

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