規則正しい生活としっかり睡眠を

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東京医科大学の研究者らは、不眠症や日中の眠気などの睡眠障害がうつ病の発症に与える影響が、男女で異なることがわかったと発表した。

研究者らは19〜25歳の健康な成人2502人(男性1144人、女性1358人)を対象に、就寝時間、起床時間、睡眠潜時、その他不眠症状の有無、日中の眠気の有無といったアンケート調査と「うつ病自己評価尺度(CES-D)」によるうつ病診断を実施。睡眠障害とうつ病の関係を調査した。

その結果、男性では日中の眠気がある場合、ない人に比べうつ病リスクが約2倍、入眠困難がある場合は約3.5倍となった。女性では睡眠覚醒スケジュール後退(睡眠が望ましい時間帯より遅くに眠りにつく)がある場合約1.7倍、日中の眠気で約2倍、入眠困難で4倍となり、若い女性は夜型の生活を送ることで、男性よりもうつ病リスクが高まる可能性を示唆していた。

研究発表は、国際時間生物学会誌「Chronobiology International」オンライン版に2015年7月16日掲載された。

参考論文
The impact of a delayed sleep-wake schedule on depression is greater in women - A web-based cross-sectional study in Japanese young adults.
DOI:10.3109/07420528.2015.1055756 PMID:26181470

(Aging Style)