慢性的に頭痛がある人。その頭痛はいつ起こっていますか?起こる時間をよく調べてみると、同じような時間帯であることがあります。その場合、原因は意外なところにあるかもしれませんよ。

ただの「偏頭痛」で片付けないで

しょっちゅう頭痛がして鎮痛剤を常用している。そんな人は頭痛がした日だけで良いので、頭痛メモをとってみてください。メモする内容はまず天気。たとえば雨が降る前や台風が近づいている時など、気圧の変化によって頭痛が誘発される場合があります。天気はとても重要な情報です。

そして体調。生理前のみの数日だけ発症するPMS(月経前症候群)の場合もあれば、排卵日前後に必ず頭痛がするというケースもあります。あるいは肩こりが原因だったり、臭いが原因だったりすることも。いずれにせよ天気と体調をチェックすることで原因を特定しやすくなります。そして盲点になっているのが貧血による頭痛です。貧血というと立ちくらみや息切れなどの症状を思い浮かべますが、頭痛やうつ症状を引き起こすこともあるのです。酷い貧血の場合は場所や時間に関係なく頭痛になることもありますが、生理時に頭痛が起きる場合は、生理により貧血で頭痛が酷くなっていることも考えられるのです。

なぜ貧血で頭痛になるのか

女性に多い鉄欠乏性貧血は、鉄分不足のために血中で酸素を運ぶヘモグロビンが不足し、体内や脳内に酸素や栄養素が行き届かなくなってしまう病気。その結果、心臓が酸素不足になり息切れや動悸が起こり、脳が酸素不足になると立ちくらみや頭痛、筋肉が酸素不足になると肩こり、慢性疲労やだるさなどの症状が起こります。血管にストレスがかかり偏頭痛のようにズキズキと痛むこともあれば、血行不良で頭全体が重く痛むこともあります。まぶたの裏や舌が白い、爪が割れている、抜け毛が多い、氷をたくさん食べる、甘いものを欲しがるといった症状と頭痛がある場合は貧血の頭痛かもしれません。

頭痛と貧血の対処

貧血による頭痛は、貧血が治れば自然と頭痛も治っていくので、まずは貧血を治すことが大切になります。でも頭痛の辛さを解消したい場合は、偏頭痛や緊張性頭痛と同じように対処します。ズキンズキンとこめかみが痛む場合、冷やして様子をみましょう。締めつけられるように痛む場合は温めたりお風呂に入ったりして様子をみます。酷くなるようなら逆の方法を試してみます。貧血防止には、無理なダイエットはしないこと、鉄分だけでは吸収されないので、タンパク質やビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンCや葉酸なども一緒に摂ることが必要です。


writer:しゃけごはん