”日本”をテーマにしたコンセプトショップ「rooms Ji-Ba」が渋谷にオープン

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生活雑貨にアパレルなど、国内外のさまざまなブランドやアイテムがあふれている今、日本ならではの民芸品や工芸品などに出会うと、その技術やデザイン性の高さに魅力を感じることも多いのでは。そんな中、2015年9月18日(金)、「渋谷ヒカリエShinQs」の2階 に、ファッションや雑貨など高感度なセレクトショップを展開する「H.P.FRANCE(アッシュ・ペー・フランス)」の新コンセプトショップ「rooms Ji-Ba(ルームス ジーバ)」がオープン。同店は、2012年からオンラインショップと百貨店などでのポップアップショップ「旅する地場産ショップ」として商品を販売してきたプロジェクト「rooms JIBASAN(ルームス地場産)」初の常設店で、日本各地の地場産業や伝統工芸の技術を活かした生活雑貨やファッションアイテムが並ぶそう。

「日本特有の“手わざ”を感じられる品の中でも、現代の女性のライフスタイルと感性にあったものを厳選してご用意しています。また、日本ならではの技術やデザインとの“出会い”の場になれれば、と考えています」とディレクターの石塚杏梨さん。
約50のブランドを取り扱う店のコンセプトは、「日本の感性をつなぐ場所」。今を生きる女性の暮らしに彩りを加えたり、糧となるような魅力を持つ品を集めているのだとか。

例えば、兵庫県で創業110余年続く先染織物の老舗「丸萬」から生まれた新ブランド「POLS(ポルス)」の播州織のレイヤーストール(25704円)は、自然な風合いと豊かな色彩が特徴。1つの商品の中に織りなされる複数のデザインと織りの技術だけで表現された一品で、伝統の技術と新しいデザインの融合が魅力的。日々の気分に合わせ見せ方を変えて使うと楽しみが広がりそう。

また、香川県の庵治石で作られた風化しにくくつやのあるフラワーベース(10800円〜)は、きめの細かさが異なる2種類の石でできているとは思えない、そのなめらかな曲線の美しさに注目。2種類の石をくり抜き合わせる技術により、硬く丈夫な石の花瓶の内部空間をより広くできたのだそう。また、庵治石の性質上、長く使うほどに味が出てくるという優れた一品。

漆喰を用いた白い壁で、静かで落ち着きあるモダンな店内には、イベントスペースもあって、月に1回の予定で、職人と交流できるようなコンテンツも企画しているというから、楽しみ。


また、地場産業の次世代の作り手による革新的なアイテムも。例えば、岩手県の六原張子とレザーを組み合わせた「小鳥のバッグ」(38880円)は、形状のかわいらしさ、かつ、斬新なデザイン、さらにバッグとしての機能性のよさで人気を博した商品だったとか。

「一見、重量があるように見えるものの、和紙を張り合わせたつくりのため非常に軽く、漆を刷り込んでいるので水にも強い。民芸品の技術がバッグに活かされていることが、とても面白いところです」(同)

そのほか、長年、彫刻のプロジェクトを手がけたカナダ出身のデザイナーが日本の傘文化に感銘を受けて生まれたブランド「DiCesare Designs(ディチェザレ デザイン)」などにも注目。京都の傘職人がデザイナーの熱いの想いを形にした、機能性はもちろん、ユニークでエレガントなデザイン性にも優れた一品。

ぶらりと立ち寄ると、新しい日本の魅力を発見できるかも。