富士山もガウディの建築も!吉祥寺パルコで「レゴブロックで作った世界遺産展」

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玩具としての楽しさはもちろん、アートを表現するツールとしても注目されているレゴ(R)ブロックを使った、展覧会をご紹介。みごとに再現された「世界遺産」の数々を、目の前で細部までしっかり観察して。

2015年9月19日(土)から10月18日(日)まで、吉祥寺パルコ7階の特設会場と館内展示スペースで「世界遺産条約採択40周年記念、世界遺産チャリティーアートエキシビジョン、PIECE OF PEACE select - 『レゴ(R)ブロック』で作った世界遺産展 PART-3-」が開催。メインの展示は、26ヵ国の世界遺産36作品と地球を、レゴブロックで再現するというもの。

そもそもこの展覧会は、世界遺産活動のテーマである「未来に引き継ぐたからもの。世界遺産も!身近なものも!」を子供にも大人にもに楽しみながら感じてもらうことで、ユネスコ世界遺産の活動を応援して行こうという思いで2003年に「PIECE OF OEACE実行委員会」が始めたムーブメント。今回が47回目の開催で、日本全国での巡回を中心に、香港や台湾など海外での開催も含めて、約12年で延べ280万人も動員しているとか。
日本の7つの世界遺産も展示されている。特に注目は、2013年に新しく世界遺産に加わった「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」モデル。白い雪を冠した、美しい富士山の姿を表現した作品は、2万1500ピースが使われているとか。

ほかにも、「古都京都の文化財」としての「金閣寺」を黄色いブロックなど3600ピースで再現した作品や、2万ピースを使った「姫路城」の優雅な姿、華やかな「日光東照宮の陽明門」や沖縄の「首里城」といった、私たちにもなじみのある建物が並ぶ。


また、観光地としても人気がある世界のスポットを、本物と比べながら鑑賞するのも面白い。例えば、スペインの「アントニ・ガウディの作品群」からは、ガウディ誕生100周年となる2026年の完成を目指して工事が続く「サグラダファミリア」が。2万5000ピースで作られたこちらは、ユニークなデザインを緻密に再現している。

さらに、フランスの「エッフェル塔」や「モン-サン-ミッシェルとその湾」、アメリカの「自由の女神像」などもあり、使用されたレゴ(R)ブロックは約40万ピースにもおよぶとか。ひとつひとつは小さなピースでも、その壮大なスケール感には、ちょっと圧倒されそう。


実物の世界遺産が体感できるミニシアターや、宇宙から見た「世界遺産」の写真展示のほか、展示スペースを巡るスタンプラリーで、5つのスタンプを集めると「オリジナルポストカード」のプレゼントもあるそう。(なくなり次第終了)

また、会場を離れた館内でも連動した企画が。4階のカフェレストラン「Sunday Brunch(サンデーブランチ)」では、9月18日(金)から10月17日(土)まで、展覧会コラボメニュー「Mt.Fuji チーズケーキ」(単品702円、ドリンク付1134円)がいただける。世界遺産の富士山と桜の花をイメージしたアートクッキーがかわいいこちらは、ベースがリコッタチーズを使ったチーズケーキ。ほんのりとした上品な甘さを、味わって。

さらに、地下2階のパルコブックセンター内には、9月30日(水)までの期間限定のショップも。「こちらではレゴ(R)グッズを中心に、本やキーホルダーなどをご用意しています。売り上げの一部はチャリティとして世界遺産活動へ寄付されますので、ぜひご参加ください」と、広報担当の宮瀬さん。

平和(ピース)を表現する、レゴブロックのピースでできた世界遺産。旅行気分でぐるっと巡るのも楽しいかも。

(C)PIECE OF PEACE
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