落選運動

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安保関連法案の国会審議が大詰めを迎え、国会前では抗議活動のデモも連日行われている。
そんな中、9月18日にメディア・アクティビストの津田大介さん(@tsuda)が

既に国会前では落選運動始まってた。

とツイートし、議員の名前が書かれた多数の写真が地面に置かれ、多くの人に踏まれ汚れたものとみられる画像を3枚アップした。
タレントのフィフィさん(‏@FIFI_Egypt)はそのツイートを引用し、

なんか、人の顔写真とかを感情的になって、こう扱うのは下品ですよね。いくら気に食わないからってね、そう教えられて育ったこともないし、日本ではあまり見たことのない光景で驚いてます。

とツイート。
他の『Twitter』ユーザーから

で、お前はこの人達に一票を投じた民意をなんだと思ってこういうことをやってるの?

と返信を受けた津田さんは、

国会前に取材に来て帰り道にあったこれを、写真撮って上げただけですが、なんで俺がこれを貼ったことになってるんでしょうか?

と返答し、フィフィさんがそれに対し

津田さんのツイートのお陰で一部かもしれませんが国会前の下品な行動を知ることをできました。この下品な行いで運動されてる方々の印象を下げてしまいますよね。人の顔写真をこの様に下品に扱う事が日本では珍しく、津田さんも驚かれたのでしょうね。

とツイートしていた。

津田さんは、

このツイートで、津田大介さんが貼ったとか本人が落選運動してるという解釈をする人の感覚が、私には理解不能(?_?) 津田大介さん災難ですねぇ

というツイートに

ネットは怖いですね。

と返信。

東大教授の玉井克哉さんが(@Katsuya TAMAI)がそれをリツイートし、

どうかな。ぼくも、あれれ、と思った口。

国会前に行き、デモに参加し、「既に落選運動が始まっている」とのコメント付きで与党首脳の顔写真入りのポスター(チラシ?)を土足で踏みつけている写真を何枚もアップしてたら、そうした「落選運動」に賛成、少なくとも否定はしてないと受け取るのが、普通ではないのかしら。賛否は別、となるかな。

とツイートしていた。

※追記
一方、評論家の藤田直哉(@naoya_fujita)さんによる下記のツイートも。

ぼくが見た時点(19時半頃)は踏まれてませんでしたよ。露天みたいに並んでる感じでした。話を軽く聞いてみましたが、落選運動とは言ってましたが、踏めとかは言ってなかったです。

置かれてた場所は国会前の道と憲政公園の間で、人が押し寄せたら上に人が溢れ出すのは必至の場所です。そこに並べる意図はわかりませんが、ぼくが見た時点ではみんな踏まないで避けていましたよ。

もう一つ言うと、軽く話を聞いた範囲では、これを並べていた方は、「みんな公明党!」って強調していました。なにか公明党に思うところのある方なのかもしれませんね。

これを受け、津田さんは

例の落選運動ポスター。現場見てた藤田直哉 @naoya_fujita さんの話と写真を総合すると貼られていたのは公明党の今のスタンスに納得がいってない人が露店的に始めたパフォーマンスで自民党議員は含まれておらず、踏むことを想定したものではなくデモに人が増えたことでああなったと。

とツイートしている。

※画像は『Twitter』より引用