Doctors Me(ドクターズミー)- 腹痛とともに訪れる大量のおりもの…これって問題ナシ?あり?

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おりものは膣や子宮の出口で作られる分泌物。このおりものの量が多い、しかもなんとなくお腹も痛い気がする…そんな症状を感じたことはないでしょうか?

今回は大量のおりものに関わる病態について、医師から聞いた話をお伝えしたいと思います。

生理周期とおりもの

おりものは女性の生理周期に関わるホルモンの影響で発生し、量や状態も変化します。排卵期や、生理前などはおりものの量が増えやすい時期なので、多めだと感じてもほとんど心配ありません。

正常なおりものは、卵白のように半透明だったり白い色をしており、生理周期に応じて粘り気が見られます。 おりものがこのような性状ではなく、量も多い場合、何か病気が隠れていることもあります。

クラミジアの可能性も!?

水っぽいおりものが流れ出るくらいに多く、腹痛を伴う場合には、どのような病気の可能性が考えられるのでしょうか?

まず、クラミジア感染症による、クラミジア頚管炎を起こしていることがあります。 クラミジアは、性交渉によって感染する性感染症。 このような症状があるときには、感染や悪化を防ぐために性交をひかえ、早めに婦人科を受診しましょう。

クラミジア感染症の症状としては、時に発熱することもあります。放置して炎症がひどくなると、卵管炎や卵管通過障害などを起こす場合もあります。これは後に不妊症の原因となることもあり、注意が必要です。

婦人科で検査をし、クラミジアの感染が認められれば、抗生剤を内服し、治療を行います。

そのほかに疑われる病気

【子宮頸がん】
また、いつもと違う状態のおりものが続いていたり、水っぽいような場合、子宮頸がんの疑いもあります。
やはり、早い段階での受診が必要です。

【カンジダ症】
他に、性感染症の一つであるカンジダ症の感染が疑われます。カンジダ症の場合は、緑から白色のヨーグルトに似たかたまりのあるようなおりものが出て、かゆみがあることもあります。 この場合も婦人科を受診し、治療することが必要です。

【医師からアドバイス】

おりものシートを付けたままはよくありません。かえって不衛生になって、おりものが増えることもありますので、気をつけましょう。

(監修:Doctors Me 医師)