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シード・プランニングは9月16日、IoT・M2M通信モジュール/サービスに関する調査の結果を発表した。

IoT・M2Mサービスは、モバイル回線利用が急速に増加しており、携帯電話回線だけでも1397万契約となる。増加の理由としては、コスト低下による利用機会増加やM2Mプラットフォームやアプリケーションの充実、モバイル回線プラス「ローカルNW」(920MHz、特定小電力、Wi-Fi、Bluetoothなど)の利用増加、「5G」モバイルサービスの重点としての期待、2020年東京五輪に向けた取り組みなどが挙げられている。

国内だけでなく、グローバル市場においてもIoT・M2Mサービスが成長分野として期待されており、2020年には、グローバル市場で20億契約超、国内市場で約1億契約規模に成長すると予想されている。

今回の調査は、IoT・M2M利用企業100社、21適用分野について調査を行い、通信モジュール/サービスの市場動向およびWAN・ローカルNWのZigBee920MHz帯、Wi-Fi、特定小電力、Bluetooth、802.11p.DSRC、Beaconなどの2020年までの市場予測を行っている。

IoT/M2M市場におけるWANサービス契約数は、2014年の3660万件から2020年には2.8倍の1億202万件に増加すると予測している。

固定系とモバイル系の比率は、モバイルWANサービスが、2014年の1397万契約から約6.6倍の9162万件、固定系の利用は1040万件と予測している。WANサービス回線はモバイルが優位となる。

2020年の適用分野別の契約数予測は「テレマティクス」が最も多く、全契約数の14%を占める。適用分野別のトップ10予測は以下のとおり。

2014年と2020年では、ローカルネットワークにおける無線種類が、特定小電力からZigBee920MHz帯への移行が広範囲で見られる。ローカルネットワークは、IoT/M2Mのターゲット、センサーの装着範囲の拡大などにより上方修正の可能性もある。

IoT/M2M市場はシステム金額が70%を占める。WAN端末は約8%と少ない規模となり、通信サービス、システムの金額が約88%を占める市場となると予測している。

世界のIoT/M2M市場は、WAN稼働数では2014年が5億9190万契約で、2020年には2014年比3.5倍の20億7100万契約になると予測している。金額ベースでは、2014年の5兆8246億円から2倍強の14兆9855億円になると予測している。