川島の現状に変わりなし…今後も代表招集見送りが濃厚か

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 日本サッカー協会の霜田正浩技術委員長は17日、JFAハウスで9月のヨーロッパ視察についてブリーフィングを実施。所属クラブなしの状態が続くGK川島永嗣の現状に関して、変化がないことを明らかにした。

 川島とLINEなどで連絡を取り合っているという霜田技術委員長だが、「まだ正式に決まったとは聞いていない」と現状を説明。練習状況に関してもイタリア・セリエBのノヴァーラでトレーニングしていたという事実以外は把握しておらず、「経験の高い選手だし、しっかりしている。ヨーロッパはシーズンが始まってしまったし、トレーニングは自分でやっているはず。今は交渉を優先していると聞いている」とコメントした。

 昨シーズン限りでスタンダール・リエージュ(ベルギー)との契約が満了となった川島はヨーロッパで移籍先を探していたが、いまだに所属クラブが決まらない状態が続いている。日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督も、9月のFIFAワールドカップアジア2次予選で所属クラブがなく、試合勘に欠けることを理由に代表招集を見送っていた。

 10月8日に中立地のオマーンで行われるシリア戦の招集に関して霜田技術委員長は、「まだ監督とは話していないが、前回呼んでいない以上は違った理由がなければ呼べない」と話し、今後も所属なしの状況が続けば、代表招集を見送る意向を口にした。

 9月シリーズに向けたメンバーから川島を外したハリルホジッチ監督は「(所属クラブは)間もなく決まるはず」としていたが、その後も動きがないまま。ヨーロッパの各クラブはメンバー編成が固まった状態でリーグ戦が開幕しているため、ケガ人など不測の事態が起こらなければ契約を勝ち取るのは難しい状況だ。現在、ヨーロッパの移籍ウィンドウは閉まっているが、契約のない川島はその期間にかかわらず契約することができる。「粘り強く交渉している」とした霜田技術委員長だが、果たして守護神の今後はいかに――。