一般的な老眼は40代頃から症状が出ますが、スマホやPCの使いすぎが原因の若年性老眼は、20代や30代でも起こります。若年性老眼の原因は、水晶体の厚さを調整する毛様筋体の力が衰えること。若年性老眼はシニア世代の老眼と比べて進行が速いので、スマホの文字が見えづらいと感じたら、すぐに老眼予防のトレーニングを始めましょう。

毛様筋体を鍛える老眼予防トレーニング

毛様筋体を鍛えることで、目の老化を予防し進行を遅らせることができます。少なくとも1日1回、パソコンで作業をしている時などは1時間に1回は、目の体操をしましょう。

1. 遠くと近くを交互に見る体操

手に持ったペンなどに視点を合わせて2〜3秒凝視します。その後、窓の外の景色など遠くを2〜3秒見ます。これを3セット行います。

2. 目を閉じて開く体操

目をギュッと閉じた後、パッと開いて、その状態で2秒キープします。これを3セット行います。

3. 眼球を動かす体操

顔は動かさないで眼球だけを大きく動かします。眼球を上→下に大きく動かします。次に、眼球を右→左に大きく動かします。次に、眼球を右上→左下に大きく動かします。最後に、眼球を左上→右下に大きく動かします。これを3セット行います。

積極的に摂りたい目に栄養素は?

若年性老眼を予防するには、目を鍛えるトレーニングと並行して、目にいい栄養素を積極的に摂るのが効果的です。忙しくて食生活が不規則な方は、栄養バランスも乱れがち。食事から摂るのが難しければ、サプリメントを利用してもいいでしょう。特に目にいいのは、抗酸化作用がある栄養素です。

ルテイン

毛様筋体にもともとある栄養素で、強い抗酸化作用を持ちます。目が疲れている時はルテインも不足気味。ルテインが多く含まれるホウレン草、ニンジン、カボチャなどの緑黄色野菜を食べましょう。

アスタキサンチン

目のピント調整を改善する効果がある成分です。サケやイクラ、カニ、エビなどに含まれますが、食事から摂るのが難しい時はサプリメントを利用しましょう。

ビタミンB1、ビタミンC

ビタミンB1の疲労回復効果によって、目の疲れを和らげることができます。水晶体にはビタミンCがたくさん含まれていることから、抗酸化作用の高いビタミンCを摂るのも効果的です。ビタミンB1が多い食品は豚肉、うなぎ、玄米など。ビタミンCは野菜やフルーツに含まれています。

そして、既に目の老化や不快感が気になるかたは機能性表示食品をチェックしてみてください。アイケア関連のサプリメントが豊富です。目のトラブルは起きてからでは治すのが大変です。日頃の予防が大切ですよ。


writer:岩田かほり