なでしこ佐々木監督の続投は保留…原専務理事「まだ何も決まっていない」

写真拡大

 日本サッカー協会(JFA)は17日、東京都内で2015年度第8回理事会を開催。終了後に行われた記者会見では、2019年までの契約延長報じられた、なでしこジャパンの佐々木則夫監督について、JFAの原博実専務理事は「まだ何も決まっていない」と現状を明らかにした。

 2008年からなでしこジャパンの指揮を執る佐々木監督は、今年で就任8年目。今年9月30日で契約が切れることを受け、女子委員会からJFA幹部に対し、契約期間の評価と今後の方向性についての答申は上がっているとのことだが、この日の理事会に諮るものはなし。原専務理事は「契約ごとなので、今のところ皆さんに報告できるものはない」と説明した。

 佐々木監督は2011年にドイツで行われたFIFA女子ワールドカップで初優勝。この結果が評価され、同年のAFC最優秀監督賞とFIFAバロンドール女子最優秀監督賞をダブル受賞した。その後、ロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得したことを受けて2012年にJFAとの契約を更新。2014年にAFC女子アジアカップを制し、今年7月にはカナダでのFIFA女子ワールドカップで決勝まで駒を進めるなど結果を残し続けてきた。

 なでしこジャパンは来年2月〜3月に大阪で行われるリオ・デ・ジャネイロオリンピックのアジア最終予選に臨み、初めての五輪金メダル獲得を目指す。その大役を担う指揮官の去就が確定するのは、もう少し先になりそうだ。