チャンピオンズリーグ史に輝くメッシ、100戦出場で刻んだ記録を振り返る

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 バルセロナのリオネル・メッシが、16日のローマ戦でチャンピオンズリーグ(CL)通算100試合出場(※グループステージからファイナルまで)を達成した。28歳と84日での同記録達成は、大会史上最年少のことになる。

 節目となった試合を勝利で飾ることはできなかったが、これまでに数々の記録と記憶を残してきたメッシは、まさに“チャンピオンズリーグの申し子”と言えるだろう。そんな彼の偉大なキャリアを、様々な記録と共に振り返る。

■デビュー戦
CLデビューを果たしたのは、2004年12月7日のシャフタール戦のこと。敵地で0−2と敗れた試合に先発フル出場したが、当時は17歳と166日という若さだった。以来、昨シーズンまでの11シーズンで99試合に出場。1シーズン平均9試合の出場は、毎シーズン平均でベスト8まで進出していないと達成できない計算になる。

■記念すべき初ゴール
デビューから約1年後の2005年11月2日パナシナイコス戦で、CL初ゴールをマークした。それは、同大会の出場2試合目のことであり、バルセロナのトップチームで記録した通算2点目のゴールだった。

■史上26人目の快挙
CL通算100試合出場を達成するのは、史上26人目のことになる。初めて同記録を達成したのは、かつてレアル・マドリードに在籍した元スペイン代表FWラウール・ゴンサレス。2006年2月21日のアーセナル戦でのことであり、当時の年齢28歳と239日は、メッシに抜かれるまで大会最年少記録だった。

■100試合で58勝。得点した試合はわずか2敗
100試合の戦績は、58勝28分け14敗。ゴール数(77)とアシスト数(22)を足した数は99になる。なお、得点した試合で負けたのは、いずれもアウェーゲームだった、2012年11月7日のセルティック戦(1−2)と2014年9月30日のパリ・サンジェルマン戦(2−3)の2試合だけ。

■1試合平均ゴール数
CLでは、1試合平均0.77ゴール(100試合出場で77得点)を記録。ちなみに、レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドは、1試合平均0.69ゴール(116試合出場で80得点)になる。ただし、チャンピオンズカップ時代まで遡ると、かつてバイエルンでプレーした元ドイツ代表FWゲルト・ミュラーが、1試合平均0.99ゴール(35試合出場で34得点)という驚異的な記録を残している。

■史上最多、5度の得点王を獲得
これまで、大会最多となる5度の得点王に輝いている。なかでも、2008−09シーズンから2011−12シーズンまでは、4年連続で得点王を獲得。これもメッシだけが成し遂げた偉業になる。

■ハットトリック回数も大会記録
2010年4月6日のアーセナル戦で1試合4ゴールを決めて、CLで初めてのハットトリックを達成した。その試合を含めて、これまで5度のハットトリックを達成。これは大会最多記録になる。ロナウド(現レアル・マドリード)、マリオ・ゴメス(現ベシクタシュ)、ルイス・アドリアーノ(現ミラン)、フィリッポ・インザーギ(元ミラン)がそれぞれ3回で、メッシに続く。

■“お得意様”は?
CLの舞台で最も得意としている相手は、イタリアのミランで過去8ゴールをマークしている。対戦国別得点数では、ドイツ勢相手に決めた14ゴールが最多になる。

■固め打ちが得意!?
これまで出場した100試合中、48試合で得点を記録しているが、そのうち21試合で複数得点をマークしている。その内訳は、1試合2ゴールが16試合、1試合3ゴールが3試合、1試合4ゴールが1試合、1試合5ゴールが1試合。

■1試合5ゴール
2012年3月7日のレヴァークーゼン戦で、大会史上初となる1試合5ゴールをマークした。その翌日、ギリシャの『スポーツデイ』紙が掲載した見出しは、「(メッシを)逮捕しろ!」。また後日、レヴァークーゼンのマヌエル・フリードリヒとミハル・カドレツの両選手が、メッシとのユニフォーム交換を巡って揉めていたことが明らかとなり、話題を呼んだ。

■欧州23都市、計16カ国でゴール
本拠地があるバルセロナを含めて、CLでは欧州23都市、計16ヶ国でゴールをマークしている。いずれも大会最多記録。バルセロナ以外で最もゴールを決めている都市は、グラスゴー(スコットランド)、ドネツク(ウクライナ)、ニコシア(キプロス)、プラハ(チェコ)で3ゴールになる。

■今大会の目標は、史上最多タイの優勝回数と前人未踏の大会連覇
CLでは、これまで通算4度の優勝を経験。大会史上最多優勝回数は、パオロ・マルディーニ氏(元ミラン)が持つ5回(*チャンピオンズカップ時代を含む)になり、今シーズンはこの記録に並ぶこと、そして前人未踏の大会連覇を狙う。

(記事/Footmedia)