映画『パシフィック・リム2』の制作が無期限延期、クランクイン直前の急展開

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2017年公開予定だったギレルモ・デル・トロ監督の映画『パシフィック・リム2』の制作が、無期限延期になりました。11月にもクランクインする予定でしたが、配給元のユニバーサル・ピクチャーズはこの件についてコメントしていません。

 

 映画『パシフィック・リム』といえば、巨大怪獣と巨大ロボットの壮絶な戦いという、特撮ファンにはたまらないシチュエーションで日本でも高い人気を誇ります。第1作の公開前から進行していたとされる続編は、2017年の公開決定が伝えられたばかりでした。

 

 

ところがエンターテインメント情報サイト Variety によれば、この水曜日に制作会社のレジェンダリー・ピクチャーズが『パシフィック・リム』続編の企画を無期限に保留したとのこと。またワーナーに代わって続編の配給を担当するユニバーサル・ピクチャーズはこの件について沈黙しています。

続編に関しては、第1作に登場した科学者コンビの再登板が伝えられていました。また続編の脚本の概要からすでに3作目を計画していることもわかっています。

映画情報サイト Hollywood Reporter は、レジェンダリーは続編の制作を希望していたものの、第1作の興行収入が北米全体で製作費の半分ほどにとどまり、全世界合計でも製作費の2倍にしかならなかったことが影響したとしています。

また、レジェンダリーはワーナーと組んでいた時期には『ダーク・ナイト』、『インセプション』といったヒット作を放っていたのに対し、ユニバーサルと組んでからはそれほど目立った成績をあげられず、逆にわずかに関わっただけの『ジュラシック・ワールド』の特大ヒットからおこぼれを持っていく格好となっていることなども指摘されています。こうした経緯からユニバーサル側のレジェンダリーに対する不信感が高まっていた可能性もありそうです。

ファンにとっては非常に残念な話ですが、正式に『パシフィック・リム2』の制作中止が伝えられたわけではありません。制作発表から12年の紆余曲折を経て「ヒャッハー!!」と大輪の花を咲かせた『マッド・マックス 怒りのデスロード』の例もあります。少しでも早く問題が解決し、制作再開の報が届くのを待ちたいところです。

更新:『パシフィック・リム2』続報。デル・トロ監督「延期はするが中止じゃない」