<ソルハイム・カップ 事前情報◇16日◇ザンクト・レオン=ロートGC(6,453ヤード・パー71)>
 世界の24名のトップゴルファーが母国の誇りをかけて争うソルハイムカップ。その第14回大会となる2015年ソルハイムカップが、9月19日(金)にドイツのセント・レオンロットGCにて開催される。
 1990年に始まった同大会の通算成績は、現在連敗中ながらも米国選抜が欧州選抜を8ー5でリードしている。三連勝を狙う欧州選抜を率いるのはカリン・コーク(スウェーデン)。対する米国選抜のキャプテンはジュリ・インクスターだ。
 インクスターはこの期間中、常に真面目モードでいるわけではない。むしろその反対だ。「ホテル、バス、ゴルフコースどこからでもジュリの笑い声が聞こえてきます」と、ステイシー・ルイス(米国)は言う。「今まで楽しくなかったというわけではないけれど、今年は特に楽しんでいます。ジュリが空気を良くしてくれるんです。プレッシャーもストレスも取り除いてくれています」。
 日曜日に終わったエビアン選手権からドイツまで、6時間におよぶバス移動の車中でも笑顔は絶えなかった。チームメンバー専用のバスでドイツに向かった米国選抜。仲を深める良いきっかけにもなった。このようなインクスターの計らいにより、12名のチームメンバーは楽しい一週間を過ごそうとしている。
 「常に真面目に取り組まなくても良いと思わせてくれます。ゴルフの面のみでなく、皆と一緒に楽しめる体験になりそうです」と、リゼット・サラス(米国)はインクスターのリーダーシップについて語る。「仕事をするのは当然のこと。ただ、同時にこの体験を楽しまないといけません。それが彼女のモットーです。やるときはしっかりやる、でも楽しむべきときはリラックスしてチームメートやキャディと楽しむ。学ばせてもらっています」。
 選手たちはキャプテンの落ち着いた空気を感じ取っている。サラスとルイスは、インクスターは特に几帳面な人間ではないが、真剣勝負の本気モードとコース外での落ち着いた空気のバランスがとても良いと言う。ルイスはその良い例として、昨晩のディナーでの一件を挙げた。「クレジットカードを忘れてきてしまったんですよ。私たちには忘れないように注意していたのに」。
 しかし、ゴルフの面でのインクスターは真剣そのものだ。9度のソルハイムカップメンバーであり殿堂入りも果たしているインクスターは、自分のゴルフコースでの真剣さをチームメートにも模倣してもらいたいと考えている。
 「私たちには果たすべき任務があります」と、ルイスは言う。「観客を興奮させるために来たのではありません。なにより勝ちに来ているのです」。

※USLPGA公式サイトより抜粋
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