8回10奪三振、無四球無失点の快投に「(マジックを)1つ減らせたのでよかった」

 ソフトバンクのリック・バンデンハーク投手は16日、京セラドームで行われたオリックス戦に先発し、8回4安打10奪三振、無四球無失点の快投を見せた。チームは2-0で勝利し、優勝へのマジックを「1」とした。この日は2位日本ハムが勝利し、胴上げはならなかったが圧巻の投球を見せた右腕はヒーローインタビューで笑顔を見せた。

「自分たちは勝って(マジックを)1つ減らすことしかできない。とにかく今日の試合に勝つこと。1つ減らせたのでよかった」

 大阪に詰め掛けたファンの前に姿を見せた右腕は、マジック「2」で優勝がかかった試合をこう振り返った。

 4回まで一人のランナーも許さず、3回1死からは5者連続で三振を奪う圧巻のピッチングを見せた無敗の男は、5回に1死満塁にされる最大のピンチも、後続を断ち無失点。結局、8回まで投げ10奪三振無四球無失点とオリックス打線を封じ込め、開幕から無傷の9連勝を飾った。

ヒーローインタビューでは2位日本ハムの結果待ちも…「明日勝って決めたい」

「いつも言っているように自分ひとりでは出来ないこと。たくさんのチームメイトの力を借りて次の試合も集中して投げたい」

 オランダ出身の右腕は、9連勝の快進撃も謙虚に振り返った。

 この時点で2位日本ハムの試合が終わっておらず、マジック「1」で優勝を待つ状況となったが、「どうなるかわからないですが、自分たちはとにかくもう一つ勝てばいい。今日の結果がどうあれ、明日勝って決めたい。近いうちにすばらしい瞬間が訪れると思いますので、そのときは一緒に喜びましょう」と、ファンと歓喜を分かち合うことを宣言した。

 結局日本ハムがロッテに4-2で勝利し、この日の優勝は持ち越しに。ホークスは明日17日、福岡のファンの前で連覇をかけて西武戦に臨む。