食事、運動に加えてテレビの視聴時間にも注意?

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30歳のころにテレビの視聴時間が長かった人は、その後BMIとウエストが増加する――米ペンシルバニア州ピッツバーグ大学の研究者らによる15年間の追跡調査結果だ。

研究者らは18〜30歳の成人3989人の運動習慣や健康状態を20年以上観察し、糖尿病や冠動脈疾患の発症リスクを調査する「CARDIA(Coronary Artery Risk Development in Young Adults)study」を利用。5年ごとに参加者のテレビ視聴時間、ウエスト周囲、BMI (体重を身長の2乗で割って算出する肥満度)を調査した。

その結果、30歳前後の参加者に限り、視聴時間に比例して5年後のウエスト周囲、BMIが増加し、視聴時間が長いほど肥満傾向にあることがわかった。また、低所得だった場合、視聴時間に比例して喫煙量や飲酒量も増加していた。視聴時間別で比較すると、1日4時間以上視聴している人と、ほとんど視聴しない人では、身体活動量にはほとんど差がなかったが、健康的な食事を摂取する量は4時間以上の人が20%低下していた。

研究発表は2015年8月13日、オープンアクセスの科学誌 「SAGE open」に掲載された。

参考論文
Fifteen-Year Prospective Analysis of Television Viewing and Adiposity in African American and Caucasian Men and Women.
DOI: 10.1177/2158244015600480

(Aging Style)