Doctors Me(ドクターズミー)- なぜカラオケで熱唱すると喉が痛くなるの!?

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歌いすぎると、喉がいたくなったり声が枯れたりするのは当たり前のように思うかもしれませんが、その理由にや喉がどんな状態か考えたことはあるでしょうか?
そこで今回は、大声を出すことと喉への影響について医師に解説していただきました。

声を出し過ぎると声帯の粘膜から出血する!?

カラオケやスポーツの応援、大勢の前での長時間の発表などで大声を出し声帯を酷使することで、声帯の粘膜にある細い血管が破れて出血やむくみが起こって声帯が分厚くなったり、左右対照でなくなったり、声帯がしっかり閉じなくなってしまうため、ガラガラ声やかすれ声になると考えられています。
耳鼻科で間接喉頭鏡か喉頭内視鏡検査で見ていただき声帯の状態を見ていただければ比較的容易にわかるとされます。

無理な声の出し過ぎで声帯ポリープができる!?

カラオケでの喉の痛み&声枯れを防ぐ方法としては、原因は声帯の酷使ですので、無理な声量を出さないことが予防となります。一旦なってしまうと先ほどの検査で声帯の状態を確認していただき、炎症を伴っている場合はステロイドの吸入や飲み薬のステロイドや抗生物質、抗炎症薬を用いて治療します。

また声帯ポリープができてしまうこともありますが、上記のようなお薬だけで改善しない場合は局所麻酔下でポリープを切除するという外科的治療になります。手術中に声を出していただき改善具合を確認しながら行われます。喉の反射が強い方の場合はこの手術が難しいことがあります。その場合は入院されて全身麻酔の下に行われます。
また最近はレーザーでの治療も進んできています。術後1週間くらいは発声できません。また抗炎症剤や抗生物質の投与も行われます。そして手術後に声の状態の再評価を行って治癒となります。

別の病気が隠れている場合も!

実際に声枯れの状態になってしまったときは、耳鼻科の先生に声帯の状態を見ていただいて自分で今後大声を出すことがリスクがあることだという認識を持つことが大切です。そして今後同じことにならないよう無理な大声発声をやめるように日々努めて喉の良い状態を保っていくことが大切です。
また手術に至った場合は後遺症が残ってしまうことにも留意が要ります。また、声枯れにはまれに声帯の炎症やポリープ以外の疾患が隠れていることもあります。たとえば反回神経麻痺というものや悪性腫瘍など。続く場合は必ず耳鼻科にて見ていただくことを強くお勧めいたします。

医師からのアドバイス

たかが声枯れと思っていたら実は喉に異常が見つかるという場合もあります。日頃から自身の身体の調子をセルフチェックし、異変を感じたら医師に診てもらうという習慣をつけるといいですね。