ファン・ボーエン(中央)のゴールが柏にとどめを刺した【写真:Getty Images】

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【広州恒大 1-1(4-2) 柏レイソル ACL準々決勝2ndレグ】

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝2ndレグが15日に行われ、1stレグを1-3で落としていた柏レイソルはアウェイでの広州恒大戦に臨んだ。

 準決勝進出のために大量得点が必要な柏の中盤には、1stレグを欠場した大谷が復帰。エデルソンと大津はベンチから出番をうかがう。

 対する広州恒大は大谷と同じく1stレグを欠場していたエウケソンが先発に復帰し、リカルド・グラールとパウリーニョとともに“ブラジルトリオ”がピッチに揃った。

 勝ち抜けに3点が必要な柏は12分、茨田のFKにクリスティアーノが完璧なヘディングで合わせて幸先よく先制点を手にする。

 その後はホームの大声援を背に押し込む広州に対し、身体を張った守備でなんとかしのいでいた柏に悲劇が訪れる。30分、右サイドからクロスを上げられると、中央でフリーになっていたファン・ボーエンが見事なボレーシュートで合わせて広州が同点に追いつく。

 2戦合計スコア4-2で広州優位のまま後半に入って53分、柏は小林が決定機を迎えるも、シュートは相手DFにブロックされてゴールマウスに飛ばない。ブラジルトリオを中心に攻撃を組み立てる広州に対し、柏は散発的な攻撃にとどまりチャンスを作ることができない。

 最低でもあと2点が必要な柏は63分に小林に代えてエデルソンを投入。広州は直前に山中に対する悪質なタックルでイエローカードを受けていたジャン・リンポンがプレー続行不可能となりリュウ・ジエンと交代を余儀なくされる。

 残り15分を切って柏がなかなか状況を打開できずにいる中、広州は調子の上がらないエウケソンに代えてガオ・リンを投入してとどめを刺しにかかる。

 引いた相手にボールを“持たされている”柏は81分にクリスティアーノが強引なミドルシュートでゴールを狙うも、GKにセーブされてネットを揺らすには至らない。2分後には大津を送り出し、最後はエドゥアルドを前線に上げてパワープレーで攻撃の厚みを増すも、最後まで広州の壁を崩しきることができなかった。

 2年前の対戦では2戦合計1-8という屈辱的なスコアで敗れ、そのリベンジを目指した柏。しかし今回の対戦でも2戦合計2-4と広州を上回ることができず、出場2大会連続で無念のACL準々決勝敗退が決まった。

【得点者】
12分 0-1(3-2) クリスティアーノ(柏)
30分 1-1(4-2) ファン・ボーエン(広州恒大)

text by 編集部