朝の寝覚めが悪い、何もやる気がしないなど、憂うつな気分で過ごしている貴方は、もしかしたら更年期障害かもしれません。更年期障害は女性のものと思われがちですが、最近では、男性の更年期障害が増加しているのです。でも、男性と女性では更年期障害の原因が異なるため、対処や予防の方法も違います。

男性の更年期障害は気付きにくい

男性の更年期障害の正式な名前は「加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)」といいます。更年期障害の症状が周知されている女性と異なり、男性は更年期障害の症状が出ていても、見過ごしてしまいやすいのが特徴です。中にはうつ病と診断されていた方が、検査をしてみると更年期障害だったというケースもあります。最近、ちょっとツラいかもという方は、以下の項目でチェックしてみてください。

慢性的な疲労感でヤル気が起きないイライラすることが多く神経質になったと感じる身体がほてったり汗をかきやすくなった髪の毛やヒゲの伸び方が遅くなってきた食事の量は変わらないのにお腹まわりがキツクなってきた男性の更年期障害もホルモンの影響?

女性の更年期障害と同様、男性の更年期障害もホルモンの乱れが原因です。ただし、女性の場合は女性ホルモン(エストロゲン)の減少が原因ですが、男性は男性ホルモンのテストステロンの減少が原因となります。

テストステロンは精巣から分泌されますが、ピークは20代でそれ以降は減少傾向に。ストレスによってもテストステロンは減少することから、若いうちから更年期障害の症状が出てしまうケースも増えています。テストステロンはオトコらしい体を作る働きがあるホルモンです。そのため、男性力の低下が更年期障害の症状につながることが多いのです。

症状を緩和するにはテストステロンを増やすこと!

テストステロンの分泌を促すためには、筋肉増やすことが必要です。肉類や魚、大豆製品、乳製品など、筋肉のもとになるタンパク質を意識して摂るようにしましょう。亜鉛にはテストステロンの生成を助ける働きがあるので、タンパク質と一緒に摂ると効果的です。亜鉛の多い食品は、牡蠣、ウナギ、レバー、蕎麦、ナッツ類などです。

亜鉛と同じような働きでテストステロンの生成を助けるのは、ビタミンDとタマネギやニンニクに含まれる含流アミノ酸。いずれもタンパク質と一緒に摂る必要があります。これらの栄養素を意識して摂取した上で、筋肉を付けるトレーニングをするといいでしょう。筋肉の70%は下半身にあるので、スクワットなどで下半身を鍛えるのが効果的です。


writer:岩田かほり