ゴールを喜ぶドルトムントの選手たち【写真:Getty Images】

写真拡大

【ハノーファー 2-4 ドルトムント ブンデスリーガ第4節】

 ドイツ・ブンデスリーガ第4節が12日に各地で行われ、首位に立つドルトムントはアウェイでハノーファーと対戦した。

 日本代表からドルトムントに戻った香川真司は引き続き先発に名を連ね、負傷で離脱したロイスの代役にはホフマンが起用された。注目されたヤヌザイはベンチスタートとなっている。

 一方ハノーファーでは酒井宏樹が右SBに入り、負傷明けの清武弘嗣が10番を背負って先発メンバーに復帰した。

 試合は序盤からドルトムントがボールを支配し、立て続けにシュートチャンスを作っていく。香川も積極的にゴール前まで顔を出して決定機に絡もうとするが、シュートは枠の外へ逸れていった。

 押し込まれていたハノーファーは一瞬の隙を突いて先制に成功する。18分、ピッチ中央で清武がボールをキープし、右サイドを駆け上がった味方に絶妙なスルーパスを通す。そしてパスを受けたアンドレアセンの折り返しにフリーとなったソビエフが詰めてドルトムントのゴールを破った。

 今季のリーグ戦で初めて先制を許したドルトムントは、一層圧力を強めてチャンスをうかがうが、FWまで全員が自陣に引いて守るハノーファーを前に有効な打開策を見つけられない。

 それでも仕掛け続けた努力が実る。34分、ドルトムントはペナルティエリアに侵入したホフマンが倒されてPKを獲得すると、リーグ戦3試合連続ゴール中のオーバメヤンが落ち着いて決め同点に追いついた。

 さらに前半終了間際の44分、右サイドをオーバーラップしたギンターの折り返しに、ムヒタリアンが右足で合わせて見事なミドルシュートを突き刺してドルトムントが逆転に成功。1-2で前半を終えた。

 後半に入ってもドルトムントが支配する流れは変わらないものの、徐々にハノーファーのカウンターの鋭さが増していく。そして53分、左サイドのプリブがアーリークロスを上げると、フンメルスがクリアできずボールはファーサイドで待っていたソビエフの元へ。

 先制ゴールも奪っていたポーランド代表FWは落ち着いて流し込み、一度逆転を許していたハノーファーが試合を振り出しに戻した。

 ドルトムントのトゥヘル監督は残り30分になるタイミングでホフマンを下げ、加入したばかりのヤヌザイをブンデスリーガにデビューさせる。香川とはマンチェスター・ユナイテッド時代以来の共演となった。

 65分には右サイドを抜け出したギュンドアンの折り返しにオーバメヤンが飛び込んで決定機を迎えるも、わずかに合わずゴールは生まれない。

 だが、次のゴールはドルトムントに生まれた。67分、左サイドで細かくつないでDFを引きつけると、香川が意表を突くサイドチェンジを送る。すると右サイドを駆け上がっていたギンターが滑り込みながら折り返し、最後はゴール前の混戦でハノーファーのCBフェリペがオウンゴールを献上してしまった。

 再び同点ゴールを目指すハノーファーは79分に清武とプリブを下げてサン=マキシマンとエルディンチを投入して攻撃的な姿勢を明確にする。しかし、85分に香川のクロスをクリアしようとしたフェリペがペナルティエリア内でハンドを犯し、再びドルトムントにPKが与えられる。

 それをオーバメヤンがしっかりと決めてこの試合2点目。スコアを2-4として勝負を決めた。後半アディショナルタイム突入直前に勤続疲労が心配される香川を下げてベンダーをピッチへ送り出し、万全の守りで試合を締めたドルトムントは公式戦9連勝。3得点以上での勝利も6試合連続と絶好調を維持している。

 この後は17日にヨーロッパリーグの開幕戦でロシアのクラスノダールと対戦し、20日には難敵レバークーゼンとのホームゲームに臨む。

【得点者】
18分 1-0 ソビエフ(ハノーファー)
35分 1-1 オーバメヤン(ドルトムント)
44分 1-2 ムヒタリアン(ドルトムント)
53分 2-2 ソビエフ(ハノーファー)
67分 2-3 オウンゴール(フェリペ)(ドルトムント)
85分 2-4 オーバメヤン(ドルトムント)

text by 編集部