U-22日本代表で10番を背負うFW中島翔哉が、リオデジャネイロ五輪のアジア最終予選の組み合わせ決定を受けて取材に応じた。中島の所属するFC東京は、この日、味の素スタジアムでヴィッセル神戸と対戦。中島は累積警告のため、試合に出られず。試合終了後には、組み合わせ抽選会の結果を頭に入れて、ミックスゾーンに現れた。

 Bグループに入った日本代表は、北朝鮮、タイ、サウジアラビアと対戦する。この世代で2強と目されるイラク、韓国が同じC組に入り、準決勝までは対戦することがなくなった。この結果に、手倉森誠監督は「良いグループに入ったと思います」と、コメントを発表したが、中島はどの試合についても「難しい」という言葉を発しつつ、リオで好成績を残すためにも勝たなければいけないと意気込む。

「初戦の北朝鮮は、単純に自分たちより強いチーム。すごく難しい試合になると思います。タイも、アジリティがすごくあって、素早い選手も多いですし、自分たちもやりづらい相手なので難しいと思います。サウジアラビアとは、試合をしたことはありませんが、自分たちよりも確実にレベルは高いと思う。パワーもあってスピードもあって、縦に速いサッカーをしてくると想うので、それをうまくさせないようにプレーしたい」

 どの対戦相手との試合も、決して簡単ではない。そう語る中島は、日本の位置づけについて「アジアの大会でベスト8までしか行けていない。ベスト8くらいが、アジアでの立ち位置。この大会では真ん中くらいです」と語る。とはいえ、目標にするのは予選突破ではなく、本大会での上位進出だ。

 そのためには早い段階で強豪国と戦いたかったのだろうか? 中島は、順番は関係ないという。「どっちでもいい。どのチームにも勝たないと、オリンピックにはいけないので。アジアで負けているようでは五輪では勝てない。ただ、難しい試合にはなると思います」と警戒心を強めつつ、あくまで本番を見据えていた。

(取材・文 河合拓)