小田との激闘を制し、ホスト片山が準決勝に進出!(撮影:福田文平)

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<片山晋呉インビテーショナルネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯 第2回戦◇11日◇恵庭CC(6,988ヤード・パー72)>
 上質で熱い17ホール。ベスト8が出揃った第3回戦で実現した片山晋呉対小田孔明の戦いは片山が2&1で勝利を収めた。
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 敗れた小田にも悔いはなかった。「これが賞金王同士の戦いだなと」。互いに譲らない展開から先手をとったのは片山。5番で1アップとすると、最後の最後までリードは許さなかった。それでも小田も1アップ以上のリードを許さずどこまでも食らいつく。だが、片山も譲らない。15番で5メートルを沈めて会心のガッツポーズ。「魂を込めてパッティングして、やろうと思っていなくても自然と出た」。これで、ついに2アップ。
 だが、このまま終わらないのが“賞金王同士の戦い”。続く16番パー3は3メートルにつけてプレッシャーをかけた片山に対し、小田がグリーン奥から起死回生のチップインバーディ。「賞金王ってのはああいうことがやれるんだ。そういうものを持っていないと出来ない」と、誰よりも賞金王の重みを知る永久シードプレイヤーはどこか嬉しそうにうなずいた。
 それでも最後は「僕のパッティングが上回った」。片山が17番で約4メートルをねじ込んで決着。「どっちが勝ってもおかしくなかった。孔明も最高。僕も最高のプレーだった」。大会前からホストとしての役割に追われ疲労感を満載した表情には、とびきりの充実感がにじんだ。
 初戦で敗れた昨年は故障によりまともにゴルフができる状態にはなかった。それだけに、今年の結果には「良いもんですね」と目を細める。「良いテンションで出来ているし、この年でそういうゴルフができているのが幸せ。若い人とも対等にやれている」。明日はベスト4に唯一残った20代の今平周吾と対戦。「大変だね。明日も…」リーダーボードを見つめる目は一層ギラついた。
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