年齢や体調によって食事の量や内容を変えるようにおやつの内容も見直す必要があります。特に更年期は代謝がダウンして脂肪が付きやすい時期。精神的にも不安定になりがちなので、体調をバックアップするようなおやつを食べることをおすすめします。

更年期の体の状態は?

更年期には、卵巣の機能が低下して、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が低下します。そのため生理不順、だるさ、動悸、ホットフラッシュ、頭痛、肩こり、冷え、イライラ、不安感、躁鬱などの症状が出ます。骨粗しょう症や肥満、動脈硬化などの生活習慣病になりやすくなるのもこの時期です。

更年期のおやつは100kcalが目安

40代成人女性の一日のカロリー摂取量は、軽い労働をしている人で約1700kcal。3食に分けてみると1食分を500kcalと考えて1日1500kcal。残りの200kcalをおやつに当てるようにするとよいでしょう。ダイエットを考えている人や、50代の人であれば、少し抑え気味にしておやつのカロリーは100kcalを目安にしてみましょう。100kcalというと具体的には、ようかん1切れ、せんべい2枚、バナナ1本、串団子1本、ゼリー1個、シュークリーム半分、小さめのケーキ半分、小さめのまんじゅう1個などです。

おやつはには大豆のイソフラボンを

女性ホルモンのエストロゲンが低下する更年期。大豆や大豆製品に含まれるイソフラボンは、エストロゲンに似たはたらきを持ちます。イソフラボンで更年期の症状が緩和することも。ようかん、ぜんざい、おはぎ、きな粉を使った和菓子、大豆せんべいなど小豆や大豆を使ったおやつがおすすめです。

カルシウムを摂って骨粗しょう症予防

エストロゲンには骨芽細胞のはたらきを活性化して骨にカルシウムを蓄えるはたらきがあります。ところが更年期以降エストロゲンの分泌が低下すると、今度は破骨細胞が活発にはたらき、骨密度が急激に減少していきます。おやつで小魚やチーズなどカルシウムを含む食品を選びましょう。


writer:松尾真佐代