多部未華子が主演作公開で明かした恋愛観「私なら恋人のいる人は好きにならない」
 多部未華子さんがこれまでの元気いっぱいキャラとは違い、実年齢とほぼ同じ等身大の女性を好演している『ピース オブ ケイク』。ジョージ朝倉の人気コミックスを実写映画化した本作で、綾野剛さんとのラブシーンも披露し、新たな顔を覗かせる多部さんに話を聞きました。

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あらすじ
恋愛も仕事もなんとなく流されるまま過ごしてきた志乃(多部)は、バイト仲間との浮気が彼氏にバレて振られ、仕事を辞めることに。心機一転、引っ越したアパートで隣の住人、京志郎(綾野)に会った瞬間、屈託のない笑顔に惹かれた志乃。しかも京志郎は新たなバイト先の店長だった! でも京志郎には同棲中の彼女がいることが分かり…。
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⇒【YouTube】ピースオブケイク 予告 http://youtube.be/pnoLBN5PfBg

◆オファーが来たとき志乃役だとは思っていなかった

――ファンも納得の内容だったと思います。オファーが来たときの感想を教えてください。

多部:最初は私と志乃では見た目が全然違うので、大丈夫かなと思いました。初めて、原作を読んだとき、一体、どの役をやるんだろうという感じで、まさか志乃だとは思っていなかったんです。ただ内容はおもしろくて一気に読みましたし、志乃の気持ちにはすごく共感しました。

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=348537

――共感というのは、具体的にどんな部分ですか?

多部:いろいろなことに流されてしまったり、仕事にまい進しようと思ってもダメだったり、失敗するたびにネガティブになって自己嫌悪になって落ち込んで……。そういった部分です。

――これまでの多部さんの役柄、イメージからすると、ちょっと意外な発言です。

多部:よく新しい一面! と言われるんですけど、私からしてみれば、新しくもなんでもないんです。前向きでがんばり屋さんの元気キャラというイメージを持たれていることは自覚していますし、私のそうした演技を見たいという方がいらっしゃる限り、私も全力で応えます。でも、私自身は前向きで元気いっぱい! という女性より志乃の方が、気持ちがよく分かります。

――そうなんですね。でもここはちょっと理解しづらかったなという部分はありましたか?

多部:一緒に住んでいる恋人がいる人を好きになることはないかな。志乃の場合、その事実を知る前に好きになっちゃったというのはあるけれど、私だったら、恋人がいると分かった時点で、自分の気持ちを止めます。そうした勢いは自分にはないと思います。

◆いい作品を作ろうとの思いで、同じ時間を費やす作業が好き

――京志郎を演じた綾野さんはどんな方でしたか?

多部:綾野さんは常に受け入れ体勢で、どんと来い! みたいな感じの方でした。だから変に気を使うことも、気負うこともなく、演じることができました。すごく気さくな方だなと感じましたが、きっと誰に対してもそうなんだろうと思います。

――役者をしていて、どういった瞬間におもしろみを感じますか?

多部:出会いや、お芝居を通していろいろなことを学べる点です。お芝居自体は、何もないところから新たなものを生み出す作業なので、楽しさよりも苦しみのほうが大きいです。でも照明さんやメイクさんとか、私には知りえない知識をたくさん持ったいろいろな分野のプロの方たちと一緒に、いい作品を作ろうというひとつの思いで、同じ時間を費やす作業はすごく好きです。

――女子SPA! は多部さんとも同世代の20代、30代の読者が中心です。多部さんにとっての、仕事と恋愛の理想のバランスを教えてください。

多部:仕事3の恋愛7? いや、でも、仕事を頑張ったから恋愛も頑張れるので、半々ですかね。うん、半々。仕事5の恋愛5です。

<PHOTO、TEXT/望月ふみ>

『ピース オブ ケイク』は全国公開中
配給:ショウゲート
(C) 2015 ジョージ朝倉/祥伝社/「ピース オブ ケイク」製作委員会
『ピース オブ ケイク』オフィシャルサイト http://pieceofcake-movie.jp/