「助けてぇ!!怖いぃ!!イヤー!!バキッ!!」(※相手が死ぬ音)

久々でありますが、ブラック労働環境に飲み込まれ、毎日朝まで会社に捕縛されるという苦境に見舞われておりました。明け方の新宿にはものすごい異臭と、アヤしい外国人がたむろしており、奇声を上げる女子の姿(※脱いでるか座ってるか倒れてる)も散見されました。東京の闇を感じるような世界観に震えながらの始発待ちは、「ちょっと護身術でも身につけたほうがいいな」と思わされるものでした。

あぁ、ココに吉田さんがいてくれたら。

吉田さんの腕にしがみついて、「怖いよ…」と震える僕。吉田さんは僕を元気づけようと、新曲「目を覚ませ」を唄ってくれるけれど、ヤバイ人の視線を集めてしまう逆効果。「声がデカイよ…」と涙目ですがりつくと、吉田さんはキン肉ドライバーの入りみたいな感じで僕の股倉に頭を突っ込み、「しっかりつかまってな!」とホットロードみたいな一声をかけて闇を疾走していく。あぁ、地球上で一番安全な場所がココなんだ…僕は吉田さんの頭に股間をしっかりおしつけながら、タイタニックのポーズで生きる喜びを表現する……

ハッ!!!

会社のテレビで見たレスリング世界選手権の影響か、ひぇぇぇと震えるような光景を見るたびに胸には吉田さんの姿が甦ります。200連勝&世界大会16連覇という偉業。200面体のサイコロに一個しかハズレが書いてなくても、200回振れば1回は出る計算だというのに、タダの1回の偶然もまぐれも許さず、白星を連ねてきました。しかも、勝ったこと自体も驚異的だというのに、さらに驚かされたのは試合後に「負けるかと思った、怖かった」と涙を流す姿でした。

吉田さんをめぐっては、漫画「バキ」シリーズの名言から「敗北を知りたい」という言葉をあてがう風潮があります。「強すぎて戦いがつまらんのぉ」「誰か強い相手はおらんかのぉ」「1回くらい負けてみてぇなあ」というキャラ設定を吉田さんに当てはめようというものです。この風潮に僕は異論を唱えたい。吉田さんの強さの源泉は、世界の誰よりも「敗北を知りたくない」という怖れにあると思うのです。負けたくない、絶対に負けたくない、絶対に絶対に絶対に負けたくない。戦いへの恐怖と敗北への恐怖が、吉田さんをさらなる高みにのぼらせていくのではないかと。

「霊長類最強」というフレーズも、それだけでは正確ではない。まず吉田さんは霊長類という枠を超えて、哺乳類とか魚類とか爬虫類とかを統括する存在であろうと。そして、吉田さんを表現するにあたっては、強さだけでなく脆さも同時に表現されてこそ、より実態に近いであろうと。強いだけでなく、小刻みに震え、涙をうっすらと浮かべながら、結果的に相手をグッチャングッチャンにするような存在。曰く「地上最強の乙女」。乙女だからこそ強くなれる、総じて言うところではセーラームーンとかプリキュアと同じ位置にるヒーロー、それが吉田さん。その辺りをしっかり認識していきたいものです。

ということで、「どこで負けるかもって思ったのかよくわかんないな…」という正直な感想を漏らしつつ、世界吉田挑戦者決定大会について遅ればせながらチェックしていきましょう。

◆そうだ!メイウェザーVS吉田をラスガベスの一番デカイ箱でやろう!

格闘技の聖地・ラスベガス。日本の数多のボクサーがその舞台に憧れ、しかしその地に立つことすらなく消えていきました。戦うものならば誰もがそのステージに立ちたいと願う地に、「私は別にどこでも構わん」というタイプがひょんなことからやってきた。世界レスリング選手権大会、別名「世界吉田挑戦者決定大会」がラスベガスにやってきたのです。

↓ラスベガスって聞くと何だかすごいオシャレそうな感じ!

ここでメイウェザーVS吉田とか実現せんかのぉ!

メイウェザーの完璧なブロックをかいくぐって、吉田さんのタックルが決まる姿しか見えんわ!

タックル決まったら、メイウェザーに起き上がる術はないだろうな!

そのままアンクルホールドでぶん回してプライド破壊や!

「世界から研究されている…」と常に恐怖心を吐露する吉田さん。世界からすれば「お前研究するしかやることないねん」というところでしょうが、相手の絶望よりも、自身の恐怖を強く感じる。それが乙女のポリシーでもあります。バランス調整をミスってて「どうやっても倒せへんなこのボス」とか思われてるゲームのキャラも、案外恐怖とか感じているのかもしれませんね。傍目からは恐れる必要などまったくなさそうな吉田さんでさえ、プルプル震えているのですから。

そんな吉田さんを奮い立たせたのは、48キロ級の登坂絵莉さんだったと言います。いつも一緒に練習をし、可愛がっている後輩でもある登坂さん。その素質は吉田さんも高く評価しており、合宿所での定番練習メニューである綱登り(※SASUKEのファイナルステージみたいなの)では、吉田さんをも上回るチカラを持っているとも言われます。吉田さんが著書のサイン会をやった際は、意味なく一緒についてきたりするくらいの仲良しさん。

そんな登坂さんが先に優勝を決めたからこそ、私も負けられないと心を強く持てたのだとか。「そんなん関係あるんや…」「勇気とか関係あるんや…」「相手も『うわぁ、吉田だ』って震えてるのに、コッチも震えてるんかい…」などと言ってはいけません。あくまでも乙女、乙女のポリシーです。味方全員が骸となっても、それを弾避けに活用しながら戦場を駆け抜ける傭兵とかではないのです、吉田さんは。後輩の勝利に「私も頑張らなきゃ!」と勇気をもらう、普通の女の子なのです。

↓改めてよく見ると、どこにでもいる普通の女の子なのです!

【試合結果】
○フォトショップVSカメラマン×
※フォトショップの200連勝

どこにでもいそう、っていうかキャバクラの広告とかにいそう!

広告にはコレが載ってるけど、実際に出てくるのは吉田さんっていうパターンで!

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感想(1件)



今回、吉田さんへの挑戦権を獲得したのはスウェーデンのソフィア・マットソン。前回・前々回も決勝で戦った、この階級でいまだに爪と牙を吉田さんに向けようとする数少ない生き残りです。普通なら何度も負けたら向こうが恐れをなして逃げていくところを、3度目の挑戦権獲得とは。乙女ポリシー的には何回も勝っているぶん、逆に「うわぁ、この人何回も向かってくる…怖い…!」となる場面。あしたのジョーでホセ・メンドーサが恐怖した感じで、吉田さんも震えていたに違いありません。挑戦者の中では最強の相手です!

↓マットソンさんも女子2人くらいなら簡単に担ぐチカラがあるぞ!

Finished first day of the training camp in Poland. Getting stronger with @hennajohansson @jennyfransson 😅

Sofia Mattssonさん(@sofiammattsson)が投稿した写真 -


※なお、吉田さんは15人くらいかついで自転車に乗るそうです。
※失礼、この情報はボリショイサーカスのクマの情報でした。
※吉田さんがかつげるのはせいぜいクマ1頭くらいでした。

↓マットソンさんの過去のメモリーには、しっかりと乙女が映り込んでいる!

Finally in Sweden again. Happy to bring a medal with me home. 🏆#fromthepodium#silver#medals#tashkent2014#worldchampionship

Sofia Mattssonさん(@sofiammattsson)が投稿した写真 -


一年前に吉田さんに負けたときのメモリーだな!

このときはお父さんパワーで、いつもより強かったときや!

吉田さんの対戦相手は高速タックルを恐れ、姿勢を低くして防御に徹します。組み合わないようにさばいて、回って、下へ下へともぐっていく。一方、吉田さんはいかんせん乙女なものですから、なかなか自分から動けません。告白できない女子のように、モジモジと相手の身体を触り、機をうかがいます。なもんですから、すぐに審判から「恋に消極的だぞ」と注意され、30秒間で得点を奪えないと逆に1点失うという「恋のアクティビティタイム」を宣告されます。

これはもっと弱い相手との試合でも見られる現象で、相手にとっては対吉田戦のチャンスでもピンチでもある場面。震えていてくれれば命までは奪われないかもしれないところを、アクティビティタイムによって吉田さんが積極的に出てくれば殺されてしまうかもしれない。手負いのトラ、アクティビティ吉田。山の中で警戒すべきものの代表格へと、吉田さんを追い込んでしまうのですから。

ところが、さすが相手も歴戦の挑戦者。この階級でなければ世界の頂点にも立とうかという器です。何と、この恋のアクティビティタイムを凌ぎ切り、マットソンが1点を先制してしまったのです。「私の大切なもの奪われちゃった…」とショックを受ける吉田さん。しかし、「負けるかもしれない」と思ったとき、吉田さんはさらなる積極性で挑戦者に襲い掛かります。恐怖が頂点に達したとき、全身が光って本当のチカラが出てくるタイプなのです。本気を出すまでにめんどくせぇ前フリのある系のヒーローなのです。

第2ピリオド開始からの猛攻につぐ猛攻。恐怖というタガを勝利を求める気持ちが破壊した吉田さんは攻めまくります。あっという間に2点を奪うと、その後は苦しみながらもこの点差を守りきる手堅い戦いに変貌。年齢からくるものか、試合後半には大きく息を乱すところも見られますが、攻めだけでなく受けても強いという王者の底力を見せ、200連勝&世界大会16連覇を達成します。そして、世界の誰もが「ふーん」と思うこの結果を、ただひとり乙女だけが「やったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」と歓喜したのです…

↓世間を「え!?何で泣くの?」とポカーンさせながら、200連勝している王者が勝って泣く!(9分30秒頃から)


全然「敗北を知りたい」のキャラじゃないな!

勝って勝って勝ちまくって、絶対に負けたくないって顔じゃん!

これこそが地上最強のメンタリティ!

↓そして吉田さんはクッソデカイメダルを提げて、チャンピオンベルトを腰に巻く!

完全にプロレスの王者みたいになってきたなwww

そのベルトを狙って世界中から刺客がくる展開www

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試合後のインタビュー、吉田さんは「怖かった」と何度も繰り返します。言っていることがわからないので「何に恐怖心を感じていたんですか?(真顔)」と問い掛けるアナに対しては、「負けたらどうしよう(と思って怖い)」「マットソンは強い(から怖い)」「絶対に勝ちたい(から怖い)」とわかったようなわからないような回答を繰り出します。世間一般の受け止め方では、挑戦者のほうが恐怖を感じていると思っていることでしょう。しかし、相手以上に乙女は恐怖を感じているのです。

この恐怖がなくなるまでは乙女の王国は繁栄を止めないでしょう。恐怖が練習へと駆り立て、恐怖が研究へと駆り立て、恐怖が万全の準備へと駆り立てていく。誰よりも強く、誰よりも臆病。「ま、何とかなるんじゃないですか」とか余裕を見せ始めたときが、吉田王国の終わるときでしょう。こうやって震えているかぎりにおいては大丈夫。吉田さんとは、自分の恐怖をチカラにするヒーローなのです…。

↓ちなみに、もうひとりのヒーロー・伊調馨さんは対戦相手に1点もやらない試合運びで、自己採点25点の優勝でした!


これが世界の決勝戦なのに、10点差で試合打ち切りwww

「お疲れーっす」くらいの顔で引き上げていったwww

なお、相手の顔がボッコボコなのは、前の試合の影響であって、伊調さんがボコったわけではありません!

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人間の恐怖を糧にするのが魔王、自分の恐怖を糧にするのが吉田さん!