ロサンゼルス・ギャラクシーに所属するMFスティーブン・ジェラード【写真:Getty Images】

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 メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(LAギャラクシー)に所属する35歳のMFスティーブン・ジェラードが、古巣リバプールについて語った。10日の英紙『デイリー・メール』が報じている。

 ジェラードはユース時代をリバプールで過ごし、1998年にトップチームでプロデビューを果たした。公式戦689試合に出場しリバプール一筋でやってきたジェラードは、今年7月に長く在籍してきたリバプールを離れLAギャラクシーに移籍する決断をした。チームを離れることを決断した経緯には、ジェラードの中で壮絶な葛藤があったようだ。

「能力の面ではまだプレーできると思うけど、体力の面では僕の年齢ですべての試合にでることはできなかった。ただ、サブでは楽しむことはできない。11人に入っているかいないかで楽しみは違ってくる。リバプールがチャンピオンズリーグ(CL)に参加した時、自分が出れないと考えると楽しめなかった。僕は頭の中でもがいていたよ」

 一方で「たぶん、僕は利己的な考えをしていたんだと思う。すべての試合に出れなくなったけど、リバプールに残れると思っていた。ブレンダン・ロジャース監督のサポート役としてね。僕がチームを去ると発表した後に、そういう話があったんだ」と語り、選手にこだわらず別の形でリバプールに残ることも考えていたと明かした。

 しかし、ジェラードは最終的にLAギャラクシー移籍を選んでいる。それでもリバプールに未練があるようで「テレビのスイッチをいれてリバプールのスタジアムが映し出され、5万、6万、7万人の迫力、情熱、熱気を見るたびに僕は嫉妬してるよ」とコメントし、未だに葛藤を続けている様子を伺わせた。

 サッカー人生のほとんどをリバプールに捧げてきたジェラード。現在はLAギャラクシーで選手として活躍しているが、いつかは別の形でリバプールに戻ってくることがあるのかもしれない。

text by 編集部