ワタナベエンターテインメントの俳優集団、D-BOYS。そのメンバーが出演する人気の舞台“Dステ”は、日本の男子演劇の魅力を世に問う話題のエンターテインメントとして人気を博しています。この夏も舞台“Dステ”の人気作品を映画館で上映する「Dステ映画祭2015」が渋谷シネクイントで初開催され、連日数多くのファンが来場して成功で閉幕しました!

今回「Dステ映画祭2015」を終えたD-BOYSのメンバー荒木宏文さんと、元メンバーで初代リーダーを務めた俳優の遠藤雄弥さんにインタビュー! 結成11年目に突入したD-BOYSや“Dステ”、「Dステ映画祭2015」への想いを聞くと同時に、最新舞台Dステ17th「夕陽伝」や今後の活動についても直撃。エンターテインメントを追求する、男たちの想いとは?

 

Q:昨年はD-BOYS結成10年、今年は「Dステ映画祭2015」開幕。今の心境はいかがですか?


遠藤:「Dステ映画祭2015」については、渋谷の映画館でピックアップしていただいて、これを機会にお客様の幅が広がっていくことになると思うので、本当にありがたいと思っています。実際に、“Dステ”をたくさんの方に観てほしいという思いがありますので、「Dステ映画祭2015」が実現したことはよかったと思います。

荒木:DVDで自宅で観ることができるなか、映画館での上映が実現することは、それだけD-BOYSのステージを大切に思ってくださる方がいてくれるからこそ、だと思っています。そのことを改めて痛感しました。ライヴビューイングが登場する前の時代の作品を映画館で楽しめる時代になって、ありがたいですよね。

 

Q:過去に誕生した“Dステ”作品のなかで、鮮烈に印象に残っている作品などありますか?


遠藤:それは、毎回感じることですね。ただ、なかでも、僕は「NOW LOADING」です。基本的にコメディーで、演出がラサール石井さん。僕は気合いでお芝居が成立する、みたいなことを信じている時期があって(笑)。20代前半ですかね。ラサールさんにもアドバイスをいただいて、相手にちゃんと響くような芝居を目指さなくてはいけないということを知りました。舞台がひとり相撲では通じないということを、身をもって知った作品ですね。

荒木:僕にとっては、「アメリカ」ですね。本多劇場という下北沢の劇場で、それまでは1,000人くらいの劇場が多かったなか、本多劇場は400くらい。そういう小さな空間でみせる芝居を作ることの意味を初めて知って、空気感で感じてもらうサイズですよね。伝えすぎないというか、しっかりと自分がメッセージなりを持っていれば、お客さんがひろってくれる距離なんです。探りたくなるような表現を体験できたので、衝撃的でした。

 

Q:ところで、先日成功で閉幕した「Dステ映画祭2015」のトークショーを観ていて、とても楽しかったです! D-BOYSは演劇だけでなく、エンターテイナー集団だなと思いました。


遠藤:いまでこそ、ですよ(笑)。本当に。それこそ昔は、トークショーとか苦手で。最近ではステージ前に出ると、日本人特有の固い雰囲気を壊したくてしょうがない(笑)。堅苦しい雰囲気を笑いに変えたほうがいいと、最近思うようになりました。本当、最近ですね。そのほうが楽しいじゃないですか。

荒木:それを個人レベルで気づいてしまうってすごいですよね(笑)。僕は音楽活動もしていて、その活動の過程で気づきましたが、俳優としての美学みたいなものを勝手に持っていたんです。タレントじゃないのに、器用じゃない人間が、ほかの活動をしていていいものかと。だから、俳優として邪魔になるものは、考えたくなかった。作品を通してだけ語ればいいと勘違いしていたので、今思えばけっこう突っ張っていましたよね(笑)。

僕らが楽しんでいないと、お客様も楽しめない。何かのためではなくて、いたくてそこにいる。そういうことを自然に思えるようになったことは、大きくなった点でしょうね。

 

Q:D-BOYSとしての“Dステ”をはじめ、個々の俳優としての今後の目標は何でしょうか?


遠藤:僕は10月にDステ17th「夕陽伝」がありまして、秋に3本ほど映画が公開になります。『ボクは坊さん』『全開の唄』『TRASH/トラッシュ』の3本で、偶然にも重なっておりますが(笑)、そこもチェックしてほしいですね。

荒木:僕は9月17日から「武士白虎 もののふ白き虎」という舞台に、土方歳三役で出演します。11月には、ミュージカル「黒執事 地に燃えるリコリス2015」のアジア公演で上海、北京などに行きます。声優としても9月17日に「新テニスの王子様」財前光役として、トークイベントを行います。いろいろなジャンルで、応援してくださる方、初めてD-BOYSを知る方々にも、エンターテインメントを見せたいと思っています。

Dステ17th「夕陽伝」

http://yuhiden.dstage.jp/

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