続・「8・24パニック」でも116円は2か月割れない!?
 一時、ドル/円が116円台まで急落した「8・24パニック」の後、ドル/円は「上がりそうで上がらない」、「下がりそうで下がらない」展開が続いている。ただそれ自体は、記録的な値動きになった「8・24パニック」の示唆通りとも言える。

「8・24パニック」は、一日で4円以上のドル急落となったものの、引けにかけて大きくドルが反発した結果、2円以上のいわゆる長い「下ヒゲ」を残す動きとなった。このうち、後者に該当したケースは、2007年以降で4回あったが、すべて急落直後は一旦最低でも5%以上のドル反発に向かった<資料参照>。

⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=59760

 そして今回と同様に、急落と「下ヒゲ」2つの特徴が共通したケースは3回。この3回では反発一巡後ドルは安値更新に向かったものの、それでも急落後の安値を更新するまでは39-60営業日、平均46営業日かかっていた。

 これを今回に当てはめると、「10・24」のドル安値、116円をドルが下回るのは早くて10月中旬、遅ければ11月中旬の見通しになり、それまでは「下がりそうで下がらない」、でも「上がりそうで上がらない」、ある意味では悩ましい展開が続く可能性があるが、果たしてどうか?(了)

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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、投資情報会社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など

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