ジェイク・リヴァモア【写真:Getty Images】

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 今年4月にドーピング検査でコカインの陽性反応が出ていたハル・シティのMFジェイク・リヴァモアにイングランドサッカー連盟から(FA)から処分に関する通達がなされた。

 通常であれば薬物違反には最大2年間の出場停止処分が科されるところだが、10日に発表された声明では「リヴァモアはFAのアンチドーピング規則3条を破ったと認めている」としたが、「今回のケースを取り巻く特異的かつ特殊な性質のため、彼にはいかなる処分も科されない」と宣言された。

 この「今回のケースを取り巻く特異的かつ特殊な性質」というのは英紙『ミラー』によれば、リヴァモアは生まれたばかりの自分の子どもの悲劇的な死に昨年から苦しんでいたことだという。

 今回の通達を受けてハル・シティも「クラブはジェイクと彼の家族が困難な時期から回復するためにサポートし続ける」との声明を発表し、「内部での懲戒処分は秘密にされ、クラブから内部での取り組みについてこれ以上何も発表はない」とリヴァモアを守る姿勢を示している。

 わが子を亡くした苦しみから薬物に手を染めてしまったリヴァモア。イングランド代表としても将来を期待された逸材は、これを機にかつての輝きを取り戻せるだろうか。

text by 編集部