ついに全貌が明らかに! さらなる高速化を果たした“s” iPhone 6s&iPhone 6s Plus
 本日、ついに発表された新型iPhoneこと、iPhone 6sとiPhone 6s Plus。デザインはiPhone 6とほぼ変わらず、サイズもわずかに大きくなったのみ。ゆえに一見しただけではiPhone 6・iPhone 6 Plusとの差を感じにくい。しかし中身は大幅にブラッシュアップ! 円安傾向ということもあり販売価格は安いものではないが、片手で操作できるガジェットにデスクトップマシンクラスの処理能力を持たせたiPhone 6s・iPhone 6s Plusは、従来機を上回るハイスペック機になっている!

◆最新のA9チップは前世代チップと較べて70〜90%も高速化

 iPhone 6s・iPhone 6s Plusには64ビットアーキテクチャの第3世代のApple製チップ、A9チップが使われている。CPU部のパフォーマンスは前世代のチップと比較して70%の高速化を実現、GPU(グラフィック)部のパフォーマンスは90%ものスピードアップを果たした。

 従来のiPhone 6・iPhone 6 Plusも処理速度的には十分に満足できるモデルだったが、一部のアプリ、またはブラウザアプリ上で動作するWEBアプリはもたつきを感じた。しかし、iPhone 6s・iPhone 6s Plusはこれらの多大な負荷をかけるアプリも快適に使えるモデルに仕上がっている。

◆高精細化したメインカメラと4K動画撮影機能

 メインカメラ(背面カメラ)は従来の800万画素から1200万画素にアップデートした。それに伴い4K(3820×2160ドット)/30fpsの動画撮影機能も搭載された。まだ4Kコンテンツを有効活用できるシーンは少ないが、約800万画素の写真を秒間30コマ撮影できると考えると、その利用価値は高い。集合写真を撮るときなども、静止画撮影だと誰かが目をつぶってしまうこともあるかもしれないが、4K動画で撮影しておけばあとからベストなカットを動画から切り出すことができる。

 また画面を長押しすると、短時間の動画を撮影できるライブフォト機能も搭載している。前面カメラ(FaceTimeカメラ)も500万画素と高画質化した。自撮り時はディスプレイ全体が光ってフラッシュの変わりになるRetina Flash機能も利用できる。また、iPhone 6 Plusには、光学式手ぶれ補正機能が搭載されている。

◆ダイレクトな操作感覚を実現する3D Touch

 Apple Watchなどに搭載されているディスプレイの感圧テクノロジーも採用されている。これにより、タップだけではなく押し込む(強めに押す)という操作も行えるようになった。また押し込んだことを振動で伝えてくるTaptic Engineも搭載されている。

 届いたメールのプレビューを表示、メニュー表示など、押し込んだときの挙動はアプリによって異なるようだ。

 同機能のポイントは、機能の呼び出しから選択、実行にいたるまで、指を大きく動かさずに行えるようになったこと。5.5インチのiPhone 6 Plusは画面サイズの大型化が災いして片手では操作しにくいという不評の声があったが、3D Touchを搭載するiPhone 6s Plusは本体を持ち替えることなくアプリの全機能を駆使できるだろう。

◆パワーアップしたにもかかわらず、バッテリー駆動時間は従来機と同等

 CPU・GPUのスペックが強化され、カメラの性能も大幅にアップ。さらに、ディスプレイも次世代のタッチパネルとなった。そうなると気になるのがバッテリーの駆動時間だが、これが実に優秀だ。本体重量は iPhone 6sが143g(iPhone 6は129g)、iPhone 6s Plusが192g(iPhone 6 Plusは172g)と増えたものの、フル充電で通話がiPhone 6s 14時間/iPhone 6s Plus 24時間、3Gデータ通信iPhone 6s 10/iPhone 6s Plus 12時間、LTEデータ通信iPhone 6s 10/iPhone 6s Plus 12時間。音楽再生iPhone 6s 50/iPhone 6s Plus 80時間、動画再生iPhone 6s 11/iPhone 6s Plus 14時間と、iPhone 6/iPhone 6 Plusと変わらないパフォーマンスを実現している。