ヴィーガン食、地中海食などダイエットや健康に良い食事療法が話題になってきましたが、次に発信されたのはノルディックダイエット(北欧食)。どんな食事療法なのでしょう?

ノルディックダイエットとは

ノルディックダイエットとは北欧諸国の食品に基づく食事療法のことです。ベリー類、野菜、豆類、魚介類など北欧の伝統食が心血管疾患のリスクを下げる効果があり、肥満やメタボリックシンドロームの発症を防ぐと注目されています。特に注目されているのがもう一つの研究結果です。

認知症予防になる

フィンランドの研究では、57〜78歳の健康な男女の食事構成を調査し、研究開始時と4年後に認知機能テストを行ったところ、研究開始から北欧食の構成要素の高い食事を摂っていたグループは認知機能の低下が見られず、北欧食の構成要素が低い食事を摂っていたグループは年齢相応の認知機能の低下があったということです。ここで重要なのは、研究開始時から北欧食を摂っていて健康体の場合は認知機能の低下が防げたということ。物忘れがひどくなってから北欧食を取り入れても残念ながら効果はみられないのです。認知機能が正常でエネルギー摂取もできる健康な若いうちから北欧食を摂ることで心血管疾患やメタボリックシンドロームだけではなく認知症予防もできると注目されているのですね。

北欧食ってどんな食材がいいの?

北欧食は基本的な3つのガイドラインに基づいています。

赤味の肉や鶏肉など高タンパクの摂取と野菜からのカロリー摂取を意識する。赤味肉は鉄分やビタミンも豊富で食べごたえもあるため、肥満気味の人でも健康的にストレスなくダイエットすることができます。鶏肉も高タンパク低カロリーでダイエッターにはお馴染みの食材ですね。魚介類や貝類を多く摂ること。魚介類も高タンパク低カロリーで陸のものには少ない様々な栄養素が豊富です。鮭、サバ、ニシンのような脂肪質の魚にはカルシウムのほかEPAやDHAなどのオメガ3脂肪酸が含まれており悪玉コレステロールを減少させ脳の発育に効果があります。野生で得ることができる、ベリーやキノコ、野草(ハーブ)、木の実など。これらにはビタミンCやE、高い抗酸化作用のほか、αリノレン酸のような必須脂肪酸も含まれています。

じゃがいもと鮭、赤味肉と野菜のグリルなどの北欧食で身体と脳の健康を維持し、スリムな体を作ってみてはいかがでしょうか。


writer:しゃけごはん