アプリカがよしもとクリエイティブ・エージェンシーと共同でリリースした『ハチロク測定〜8.6秒を極めろ!〜』。

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 9月1日、スマートフォンゲームの開発運営を手がける株式会社アプリカが事業を停止した。現在は破産申請中とのことで、関連会社のアプリカラボも事業停止となっている。

 株式会社アプリカは2010年6月設立。特に2012年から13年にかけて多くのスマホアプリを手がけており、スクウェア・エニックスと共同で制作したスマホ向けカードバトルRPG『拡散性ミリオンアーサー』のスピンオフ作品『唯一性ミリオンアーサー』や、カプコンと協業した『バイオハザード アウトブレイク』を原作とした『バイオハザード アウトブレイクサバイヴ』などで人気を博した。

 今年に入ってからは、よしもとクリエイティブ・エージェンシーと共同でお笑い芸人・8.6秒バズーカーが登場するゲーム『ハチロク測定〜8.6秒を極めろ!〜』などをリリースしていたものの、資金繰りが逼迫。しかも、同社のメインタイトルであった、『唯一性ミリオンアーサー』は昨年10月に、『バイオハザード アウトブレイクサバイヴ』は今年5月にサービスが終了してしまった。

 アプリカの事業停止に対するネットの反応は、「創業5年で破綻か」「スマホゲー会社、死ぬの早すぎ」「コンシューマーで一発当てるほうが確率高そう」「ソシャゲ、オワコンなん?」「数撃っても当たらなくなったか」といったもので、「他社のコンテンツの焼き直しばっかじゃ、こうなって当然」という厳しい声もあった。また中には、「スマホなんて本来連絡手段としてのものなんだから、スマホゲーなんて必要ない。ゲームするならゲーム機でやれ」といった、スマホゲー自体に否定的な声もあった。

 どんどん新しいスマホゲームが生まれ、“据え置きゲームよりもスマホゲームの時代”と言われることも少なくなかったが、ユーザーも多くのスマホゲームを見ていく中で、目が肥えていき、スマホゲームにも高いクオリティが求められるようになってきた。

 先日、バンダイナムコゲームスのスマホゲーム『サモンナイトメモリーズ』がサービス開始からわずか9カ月で終了を発表するなど、スマホゲーム業界も据え置きゲームと同じく、生き残っていくのが難しい業界になってきているのは間違いないだろう。