3つのポイントで仕上がりが変わる!スマホで撮る料理写真

写真拡大

いつも料理の写真を撮って、SNSにアップしているけれど、あまりおいしそうに見えないし、感動もいまいち伝わっていないような…と感じていない? 料理写真は撮り方のコツを理解すれば、格段に上手な写真が撮れるのだとか。そこで、写真家の山本まりこさんに、スマートフォンを使ってステキな写真を撮る方法を教えてもらった。

「スマホで料理を撮るとき、イスに座ったまま、上から見下ろすように撮っているという人が多いはず。でも、料理には、美しく見える角度が存在します。スマホの画面を覗きながら、横から、斜めから、いい角度を探してみましょう」(同)

また、料理写真を上手に撮るためには、“光”“背景”“余白”の3つのポイントを意識すべきとか。それぞれを詳しく解説してもらおう。◆ポイント1 料理をおいしく見せる“光”は“半逆光”

半逆光とは、被写体のななめ45度から差す光のこと。この光があると、料理に明るい場所と影になっている場所が生まれて、被写体に立体感が出る。また、スマホの画面をタッチするとピントが合い、それと同時に光の調整ができるので、シャッターを押す前に、いろんな場所を触って暗く見えない光を選んで。

◆ポイント2 “背景”に入るものが写真の雰囲気を決める

案外、忘れがちなのが写真の背景。人やバッグなどが写り込んでしまうと、仕上がりがいまいちだから、注意して。また、テーブルの上のメニューや紙ナプキンも思わぬかたちでうつり込まないように気を付け、必要に応じて片付けよう。そして、壁を背景にするより、窓辺を背景にしたほうがステキな雰囲気が出るのでおすすめとか。

◆ポイント3 画面に余白を作る

被写体の魅力を伝えようと、料理を画面いっぱいの“アップ”で撮影していない? これは迫力が出すぎてしまうので、必ずしも正解とは言えないそう。むしろ、画面に余白を作るとかわいらしく仕上がる。

「やわらかい写真に仕上げたいとき、撮影場所に観葉植物があったら、迷わず入れましょう」(同)

少し工夫をするだけでいつもの料理写真が劇的に変わる! ぜひ、チャレンジしてみて。

(C)山本まりこ

山本まりこ
写真家。カレーとイカが好き。理工学部建築学科卒業後、設計会社に就職。「でもやっぱり写真が好き」とカメラを持ってひとり旅に出発し、そのまま写真家に転身。風通しがいいという意味を持つairy(エアリー)をコンセプトに、空間を意識した写真を撮り続けている。著書は『山本まりこのエアリー旅フォトレシピ』(玄光社)、『まりこ先生が教えるイチバンやさしい写真の教室』(インプレス)ほか多数。