紅茶もウーロン茶も緑茶も、もとは同じ茶葉だって知っていますか? それぞれのお茶の違いは、酵素発酵の度合いの違いなのです。なかでも、生茶を完全に発酵させた紅茶には他のお茶にはない成分がいっぱい。忙しい仕事や家事の合間にホッと一息つくなら、紅茶がおススメです。

紅茶に含まれるカフェインはマイルドに作用する

紅茶にもコーヒーと同様、カフェインが含まれています。カフェインには大脳の自律神経を興奮させることで、疲労回復、覚醒作用、ストレス発散などの効果があります。紅茶のカフェインは、コーヒーよりも体に優しくマイルドに作用するのが特徴。コーヒーには興奮作用がありますが、紅茶の場合、ストレスを和らげ神経を鎮める効果の方が大きいのです。紅茶に含まれるアミノ酸の一種のテアニンにはα波を増加させる効果があるので、忙しい時でも紅茶を飲めばすっきり気分転換できます。

紅茶フラボノイドには活性酸素を除去する効果が!

活性酸素は細菌やウイルスから体を守る働きがありますが、増えすぎてしまうとお肌の老化の原因に。忙しさや複雑な人間関係によるストレスや紫外線も活性酸素が増える原因になります。ビタミンCやビタミンEは抗酸化物質として知られていますが、紅茶に含まれるポリフェノールの一種の紅茶フラボノイドにも強力な抗酸化力があります。紅茶の香りと味のもととなるタンニンも、ビタミンを凌ぐ抗酸化力で注目の成分。ビタミンはストレスにより減少することが分かっています。紅茶フラボノイドで、美しいお肌と健康を守りましょう。

紅茶カテキンには口臭予防効果も!

忙しい時でもマナー違反はいただけません。いくら仕事で頑張っても、気になる口臭でその頑張りも帳消しに。そんなことにならないためにも紅茶がおススメです。紅茶に含まれるカテキンにはニオイを吸着する働きがあるので、口臭予防にも効果的です。さらに紅茶には、ミネラルの一種であるフッ素も含まれています。フッ素には歯のエナメル質を強くして、虫歯を予防する働きがあります。ランチの後に、紅茶を飲むのもいいかもしれませんね。

いかがでしたか? 紅茶には栄養はないように見えますが、実はカルシウムやカリウム、ビタミンB1、B2などのミネラルやビタミンも豊富です。ぜひ、明日のティータイムから、体の新陳代謝を促し心身を安定させる栄養がいっぱいの紅茶を試してみてくださいね。


writer:岩田かほり