Doctors Me(ドクターズミー)- 緊張すると顔が真っ赤に!「赤面症」はどう治す?

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大勢の前で話すときや、そもそも一対一で対話する際などでも、緊張で顔が真っ赤になってしまうというお悩みをよく耳にします。相手はそれほど気にしていない場合もありますが、自分がもしそうだったら……なんとか克服したいと思うのではないでしょうか。

今回はそんな赤面症について、医師に解説していただきました!

赤面症の症状と原因は?

赤面症は読んで字のごとく、「緊張などの誘因によって、顔面が紅潮する現象」を指します。顔が赤くなるのは、毛細血管の拡張が原因で、流れる血液の量が多くなっていることが原因です。赤面症は、顔面の色だけではなく、表面温度の上昇や発汗なども伴います。

また顔面の症状のみならず、動悸、血圧上昇、体温上昇、全身の発汗、手の震えなど「緊張」の症状を伴うことが多いです。普段と違う状況で、体が戦闘モードになることでアドレナリンが多量に放出され、それにより上記の症状が出現すると考えられています。

体の正常の反応ですので、病気ではないのですが、これらの症状によって、普段の準備の結果を生かせなかったり、また正常な日常生活を送れないほど強い症状が出た際には、一種の病気と考え治療の対象となります。

赤面症の改善法は?

原因から分かるように、まずは「緊張しない」ことです。とはいえ、これが難しいのですが。緊張しないためには、例えば平素から十分に準備を積んで、特別の状況ではないと自分に思わせることです。
また、

・本番前に深呼吸をする
・おまじないを唱える
・冷たい水を飲む

など、皆さん何か緊張をほぐす方法を持っていると思いますが、いずれも赤面症に有効です。

このような方法で改善しない重症の赤面症の場合は、薬の力を頼ることがあります。例えば、軽い精神安定剤を服用することで、緊張がとれ、実力が発揮できる場合があります。
精神安定剤を持っているだけで、安心感が得られ、緊張がほぐれるという方も多いです。

薬はちょっと、という方には漢方薬も有効です。交感神経の働きを弱め、副交感神経の働きを強め、体全体の気の流れを改善できる薬効を持つ漢方がいくつか知られています。
ただ、これは、直前に服用しても即効性はありませんから、普段から服用して、そのような体質作りをすることが重要といわれています。

医師からのアドバイス

赤面症は軽度のものから重度のものまでありますが、気になる方は医師に相談してみるのもよいでしょう。また、ご紹介した方法で上手くつきあって、乗り越えていきましょう。