【日本 対 アフガニスタン】サッカーダイジェスト特派記者の採点&寸評

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【サッカーダイジェスト特派記者による採点&寸評】
取材:白鳥和洋

【日本×アフガニスタン】マッチレポート

【日本代表・総評】 5.5
 イランのアザディ・スタジアムにアフガニスタン・サポーターの歓声が鳴り響くなかキックオフされた試合だったが、日本が一方的に押し込む展開に。前半から存在感を示したのは左ウイングに抜擢された原口だ。現政権下で初スタメンとは思えないほど動きは滑らかで、好調ぶりを窺わせた。
 
 気掛かりはミスからカウンターを食らった場面があった点。アフガニスタンのミスに助けられたから良かったものの、多少なりとも危うさがあった。その意味でチーム採点は及第点に届かないだろう。明らかに格下のアフガニスタン(シリアには0-6で敗れている)に大勝するのは、ある意味、当然だ。
 
【個人採点・寸評】
[GK]
12 西川周作 6
23分にファンブルしそうになったが、全体的に無難な出来。ただ、カンボジア戦を含めピンチが少なく、アピールに成功したとは……。
 
[DF]
5 長友佑都 6
いきなりクリアミスも徐々に落ち着きを取り戻し、35分には前線へのフィードで2点目の起点になった。味方を活かす働きがいぶし銀。
 
6 森重真人 6.5
サイドに散らしつつ、チャンスと見るや相手DFの裏にロングパス。23分にバー直撃のミドル、35分には追加点と“DFW”として輝いた。
 
19 酒井宏樹 5
カンボジア戦より攻め上がりを自重している印象も。相変わらずクロスの精度は低く、左の原口と比べると厳しく採点せざるをえない。
 
22 吉田麻也 6
31分に本田を差し置いてサプライズFK(壁に当たる)。競り合いでの目立ったミスは38分にボールを奪われそうになった場面だけだった。
 
[MF]
10 香川真司 6.5
素早い反転から右足で先制点を決めると、49分には角度の狭いところからダメを押す。欲を言えば、ハットトリックを達成したかった。
 
16 山口 蛍 6
リスク管理はまずまずで、57分には良い飛び出しからゴール前に折り返し、岡崎にゴールをプレゼント。バランサーとして機能した。
 
17 長谷部誠 5.5
8分に本田の落としからシュートを狙ったものの枠外へ。縦パスや裏への抜け出しを意識していたが、目に見える結果を残せなかった。
 
[FW]
4 本田圭佑 5.5
スライディングでのアシストやヒールでの得点は評価も、どちらかと言えば“らしくないミス”が目に付いた。及第点とは言えないか。
 
8 原口元気 6.5
左サイドのカットインから香川の先制弾をお膳立て。緩急をつけたドリブルとパスを上手く使い分けるなどプレーに“大人の雰囲気”が。1アシストとはいえ、右SBもこなす労働力はMOMに相応しい。
 
9 岡崎慎司 5.5
57分と60分に続けて追加点。しかし、見方によっては勝負が決まった後の2ゴールで、決して褒められたパフォーマンスではなかった。
 
交代出場
FW
11 宇佐美貴史 6
陸上選手を彷彿とさせるような鋭いスプリント、ドリブルから1アシストをマーク。カンボジア戦の決定機逸をほぼ帳消しにしたか。
 
FW
14 武藤嘉紀 -
ドリブルは守備網に引っ掛かり、エリア内でボールに絡む回数も限られ……。スタメン落ちした悔しさを、残念ながら晴らせなかった。
  
MF
3 遠藤 航 -
長谷部に代わりボランチに入った。ポジションを上げてボールを受けようとするチャレンジは悪くなく、今後も期待したいところだ。
 
監督
ヴァイッド・ハリルホジッチ        6
カンボジア戦の先発からひとり入れ替えたメンバーで大勝。内容はともかく、アウェー5連戦で幸先のスタートを切った点は称えたい。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。