Doctors Me(ドクターズミー)- 【妊活心理カウンセラーのコラム】Vol.10: 「私の前向きな妊活」を実現させるために大切なこと

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最終回に当たって…

今回で最終回となるコラム。日々たくさんの妊活WOMANさん、妊活夫婦と接し、リアルな声を聞いている私から、最後にみなさんに伝えたいメッセージを込めて筆をとりたいと思います。

妊活は「夫婦でおこなう活動」ということを理解しましょう

多くのケースで妊活は妻側がスタートを切ることが多いです。

女性は毎月の体の変化で自然と男性より自分の体に目が向いているからだと思います。また、妊活に関する情報を多く持っているのもほとんどのケースで女性です。
一方、男性は日常的に感じる体の変化はありません。また、妊活と言っても体に目が向くというよりは「子どもができてからの生活」に目が向くのも男性の特徴です。

1日でも早く子どもが欲しいと思っている妻からすると夫ののんびりした考えにイライラが募ることも多いでしょう。
また、もっと積極的に勉強してほしいという気持ちもあると思いますし、1日も早く病院で検査を受けてほしい、という声もよく聞きます。
ですが、夫側からすると、自分の体の都合ばかりを押しつけてくる妻の言い分に疲弊している、というのが本音だと思います。

卵子の老化など女性には焦るだけの「正当な理由」があります。実は夫もそのことを頭では理解していることが多く、妻の言い分が正しいことも分かっていることが多いです。
このように知識の面で夫婦が一致していても、「心」を置き去りにすることこそが弊害となっているケースもあるのです。この場合、お互いそのことに気づくことで抜け出すことができます。

妊活は夫婦で行う活動。意見が食い違っているならお互い相手を理解しようとする心を持つことが妊活の第一歩となります。


そのために、私は夫婦のカウンセリングも行っています。
夫婦でカウンセリングに来る方はまだまだ少ないです。また、いらしてもほとんどの場合は「妻に無理矢理連れて来られました」という旦那さまがほとんどです。
ですが、カウンセリングルームを後にする時はほとんどの夫婦が笑顔で帰っていきます。
その理由は、「これまで口にしなかったお互いの考えを知ることができた」という喜びと安心感からです。
この気持ちを妊活のスタートにしてほしいと思っています。

いつでも人生の主役は自分

妊活中に、

・心が折れてしまうこと
・挫折だらけだと感じてしまうこと
・自分の嫌な面を見て自己嫌悪に陥ること
・劣等感に苛まれること

など、良いことばかりではなく、辛く悲しい思いをすることもたくさんあると思います。
ですが、どんなことが起きてもそれは自分の人生に起きたことだと受け止め、その先前を向いて進むか、後ろを向いて立ち止まるか、その選択権が自分の手の中にあることをいつでも忘れないでほしいと思います。

また、妊活は人生の一部であり、全てではないことも理解し、妊活以外の楽しいことにも目を向けていく気持ちを持ち続けることも大切です。

もちろん、人間なのでその気持ちを持っていても心や体がついていかないことはあります。
そういう時は思い切って妊活から離れてみることもリフレッシュするための方法の1つです。

「子どもを授かるんだ!」と心に決める

人は誰もが幸せになるために生きています。
きっと「子どもがほしい」と思う理由も、あなたの人生をより幸せに過ごすための選択肢の1つだからだと思います。

自分で選んだ選択肢なのに、苦しい思い、不安な思いを抱き続けることに時に矛盾を感じることもあると思います。

ですが、あなた自身が決めた選択肢。
「私は絶対に子どもを授かる」
「絶対に親になる」
と自分で自分の将来をまずは決めてしまいましょう。
もちろん、全てのことがそうであるように、未来に「絶対実現する」という保障はありません。
でも、決めなければ実現することもありません。
そう決めて、夫婦2人でやりきったとしたらどんな未来だとしても満足してその先を進んでいくことができると思います。

自分に自信が持てず、不安になったら1人で悩まず、まずはパートナーに相談。それでもなかなかもやもやが晴れない時には私のようなカウンセラーや妊活仲間に相談しましょう。

いつでもどんなときでも自分の人生の主役は自分です。
これは今後、人生が終わるその瞬間まで変わりません。
自分が幸せな人生を過ごすためにどうするか、ということを基軸に妊活についてもいろいろな選択をしてください。

今後、妊活の中で迷うこともあると思いますが、その時にはDoctors Meを通じて、私に相談をください。
一緒に「あなたの前向きな妊活」を考えていきましょう。

〜カウンセラー:今井 さいこ〜