さらに健康寿命を延ばすことができるか

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日本や米国、英国の大学、WHOによる国際共同プロジェクトは、2015年8月26日、1990年から2013年の間に世界の平均寿命は6.2年、健康寿命は5.4年延びており、2013年の健康寿命は、日本が男女共に世界で最も長いとする結果を英医学誌「Lancet」オンライン版で発表した。

今回の報告は2013年の世界188か国での死亡や障害の原因、寿命、健康状況などを性別や年齢別に調査した国際研究「世界の疾病負担研究2013(Global Burden of Disease Study 2013, GBD2013)」からの分析結果。

分析では世界の平均寿命は1990年には65.3歳だったが、2013年は71.5歳に。日常生活で介護を必要とせず、自立して過ごせる期間である健康寿命も56.9歳から62.3歳へ延びた。また、2013年に世界でも最も平均余命が長かったのは日本の73.4歳(男性71.1歳、女性75.56歳)で、1990年から2013年まで世界トップを続けている。一部の国では健康寿命が低下する現象も見られる一方、ニカラグアとカンボジアは20年間で健康寿命が約14年も延びていた。

参考論文
Global, regional, and national disability-adjusted life years (DALYs) for 306 diseases and injuries and healthy life expectancy (HALE) for 188 countries, 1990-2013: quantifying the epidemiological transition.
DOI: 10.1016/S0140-6736(15)61340-X PMID: 26321261

(Aging Style)