意外に気付かないクレジットカードの落とし穴
その種類は星の数ほどあるが、最もお得なクレジットカードはいったいどれなのか。調べてみようと雑誌やネットのクレカ特集を見ても、やたら文字が小さくていまいちよくわからない。そんな人のために、難解すぎるクレカ特集をぎゅっと凝縮。

◆空港ラウンジの違いに注意。ゴールドラウンジは結構微妙

 飛行機搭乗前にくつろげる空港ラウンジ。しかし、一般的なゴールドカードのラウンジ利用権は非航空会社のものが多く、正直ショボい。そこで狙い目なのが「プライオリティ・パス」を付帯するクレカだ。プライオリティ・パスは世界数十か国の提携航空ラウンジが利用できるサービス。提携先には航空会社が運営する豪華なラウンジも含まれ、非航空系ラウンジと比べ飲食などのサービスに雲泥の差がある。ただし、パスにはラウンジ利用料が毎回発生するスタンダードから、無制限に利用できるプレステージまで3段階のランクがあり、年会費も99〜399ドルと差がある。そこでおすすめしたいカードが「楽天プレミアムカード」だ。年会費1万円ながらプライオリティ・パスのプレステージ会員権(約5万円)が付帯しているので、よく飛行機に乗る人なら、マイル系クレカとは別に一枚持っていて損はないだろう。

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◆ポイント2倍に踊らされない!楽天はキャンペーン詳細を要チェック

 付与されるポイントもカード選びの重要な要素だが「ポイント○○倍」という表現には注意。例えば楽天カードは「ポイント2倍」を掲げお得感をアピールするが、実はこれ、いたって普通のこと。楽天市場の買い物ではカードの有無に限らず、1%分のポイントが還元される。楽天カード利用ならさらに1%分の楽天ポイントが付与されるため「2倍」としているが、他社クレカでも提携ポイントが付与されるので、付与率次第で他社カードのほうが高還元という罠も。「楽天カード感謝デー」のように特定のイベントでポイント付与率が上がるなど、お得な点もあるが「○○倍」ではなく実際に何ポイント付与されるかに着目しよう。

 キャンペーンのエントリーが複雑だったり、派手なバナーでも大した内容ではないなどポイントは注意点が多い。美辞麗句は疑ってかかるのが賢明だ。

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◆クレカの保険は千差万別旅行保険の内容は要注意

 クレカ付帯の旅行保険も、場合により適用されない落とし穴が。分岐点となるのは、カードの保険が「自動付帯」か「利用付帯」かだ。自動的に保険が適用される自動付帯に対し、利用付帯は保険を適用するのに、交通費や旅行代金をそのカードで支払う必要がある。もし利用付帯と気がつかず、カードを使用せずに旅立ってしまうと、旅行保険は適用されない。つまり裸のまま異国の街を歩くのと一緒になるのだ。

 保険の内容にも要注意だ。ゴールドは死亡保障が1億円など高額なことも多いが、重要なのはケガや病気などの補償。旅行保険が付いているからと安心せず、補償内容や条件はよく確認を。

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◆審査の落とし穴は多数あり、特に注意はケータイ料金滞納

 心当たりがないのに、クレカの審査に落とされた経験がある人は、過去にうっかりやってしまった携帯料金の支払い遅延が影響している可能性も。最近は端末代を分割払いにするケースが多いが、分割購入は借金なので、支払いを怠ると通信会社だけでなく信用情報機関にも記録が残ってしまう。

「一度記録されると、情報が消えるまで5年はかかり、その間はクレカが作れなくなる可能性がある」(『Card Wave』編集長・岩崎純氏)

 なお、審査が通らない場合に何度も申し込むのもNG行為だ。最低半年は期間を空けるようにしよう。

 また、クレカは複数枚を短期間で解約すると、新たにカードを作ろうとしたときに審査ではねられる可能性が高くなる点にも注意だ。カードの整理などで複数クレカの解約を行う場合は、1枚を解約したら3カ月ほど間を空けるよう心がけよう。

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【岩崎 純氏】
カードビジネス総合情報誌『Card Wave』編集長。数多くの取材データをもとに、現状のクレジットカードについて精通。

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