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英国アストンマーティンはこのほど、映画『007 スペクター』の公開を記念し、限定モデル「DB9 GT ボンド・エディション」を発表した。50年以上にわたるアストンマーティンとジェームズ・ボンドのコラボレーションを記念する特別なモデルとなる。

アストンマーティンは半世紀以上にわたり、ジェームズ・ボンドの"相棒"として活躍してきた。今回の限定車は、「DB9」史上最強という547PSを発揮する新型「DB9 GT」をベースに製作。各種専用トリム、装備、アクセサリーを追加し、リミテッド・エディションならではのエクスクルーシブ性を追求した。アストンマーティンと「007」シリーズのコラボレーションを記念するモデルに仕上げている。

DOHC 48バルブ、5,935ccのV12ユニットを搭載したボディは専用のスペクター・シルバーにペイントされ、フロントとリアには純銀製アストンマーティン・バッジと「007 Bond Edition」のエンブレムが施される。

インテリアもジェームズ・ボンドへのオマージュが散りばめられ、シリアルナンバー入りシルプラークに「007」ロゴがあしらわれる。2+2リアシート・ディバイダーにガンバレル(砲身)の刺しゅうが施され、AMi IIタッチセンサー付きアストンマーティン・インフォテインメント・システムのスタートアップ画面にもボンド・エディション専用の工夫が施された。

「DB9 GT ボンド・エディション」は世界限定150台のみの販売。全世界で販売価格16万5,000ポンドでオーダーを受け付けている。

(山津正明)