ブルージェイズ・川崎宗則【写真:田口有史】

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ムードメーカーとして存在感発揮する川崎

 ブルージェイズ川崎宗則内野手がMLB公式サイトの動画特集ページ「カット4」に登場。人気の高さが改めて浮き彫りとなっている。

 メジャーリーグでは9月1日からベンチ入りメンバーが25人から40人に拡大。川崎は8月9日以来、今季5度目のメジャー昇格を果たした。その際、地元紙に「ファンお気に入り」と評されていた川崎はこのほどカット4で特集され、エンターテイナーとしての一面を改めて取り上げられている。

 記事では「スポーツネット・カナダ」のバリー・デービス氏によるインタビュー動画を掲載。川崎は通訳を介さず、懸命に英語で答えており、マイナーでのトレーニングについて「毎日野球をして、英語を学んでる。練習はとても厳しい」と説明。右腕の力こぶを見せつけて「これはジャパニーズ・ヌードル・パワーだ」とジョーク交じりに話している。また、英語は語学学校などに通わず、チームメイトから学んでいることも明かしている。

 さらにインタビューアーにジョークをうながされた際は「バッファローは子供たちが大学に向かう時になんて声をかけた?」と問いかけ、「答えは『Bye, sons(じゃあね、息子たち)』」と一言。シーズンの多くを過ごした3Aのバッファロー・バイソンズ(Bisons)にひっかけたユーモアたっぷりのアメリカンジョークを披露するなど、約3分間のインタビューで何度も笑いを誘った川崎。再昇格後、いまだ出番は回ってきていないが、ムードメーカーとして存在感を発揮している。