写真提供:マイナビニュース

写真拡大

ウーマンウェルネス研究会 supported by Kaoはこのほど、整形外科・スポーツドクターの中村格子先生監修のもと、疲れやすさの原因とメカニズムについて明らかにした。

首都圏に住む20代〜50代男女693名に、日常生活での疲労頻度を尋ねたところ、88.7%が「疲れを感じている」と回答した。「疲れやすさ」と「1年以内の体重の増減」について質問すると、「かなり増えた(3kg以上)」と「かなり減った(3kg 以上)」と答えた人の約半数(52.0%、44.2%)が「疲れを頻繁に感じる」と回答している。

また、「疲れを頻繁に感じる」人の割合は、「体重に変化がない」人よりも「かなり増えた(3kg以上)」人の方が2倍以上多く(23.9%→52.0%)、体重増加が激しい人ほど、疲れを感じているということが明らかになった。

整形外科・スポーツドクターの中村格子先生によると、疲れやすさは体重の増減に大きく影響しているという。疲れやすさの要因は体質にもよるが「身体の作り(筋肉と脂肪の比率) 」と「身体の動かし方」に大きく分けられる。

「疲れやすいか疲れにくいかは、筋肉と脂肪のバランス=体脂肪率である程度決まっています」と中村先生。体重が増えてしまった人は、筋肉量は変わらないのに、脂肪の増えた身体を動かさなければならないため、エネルギーの消費効率が悪く、疲れやすくなるのだという。

さらに体脂肪率が高いと、「動いたときに疲れやすい→動かなくなる→さらに太りやすくなる」といった悪循環に陥りやすい傾向にある。体脂肪率を確認し、高めの人は、効率的に脂肪を燃焼させるための行動を心がけることが大切である、としている。

一方、体重が短期間で減ってしまった人は、脂肪だけでなく筋肉量も同時に減っている場合がある。「脂肪は主に筋肉で燃焼されるため、筋肉量が減ってしまうと脂肪燃焼がしづらくなり、結果として疲れやすい身体になりやすくなります」。

もう一つの疲れの要因「身体の動かし方」について、中村先生は「歩き方」を例に挙げて解説している。「疲れない歩き方のポイントは、身体の中心となる体幹をぶらさないことだという。「体幹がぶれていなければ、手足の無駄な動きも少なく、効率的に歩けるため、疲れずに長く歩くことができます」と話した。

また、普段履いている靴のかかとを確認すると、疲れにくい歩き方ができているかどうか確認できる。靴のかかとの外側が左右同じバランスで少しだけ減っているのが、疲れない歩き方をしているサインだが、かかとの内側やつま先が減っている人は、体幹がぶれている疲れやすい歩き方をしている可能性があるという。

(フォルサ)