ナビスコ杯4強が出揃った【写真:Getty Images】

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 ヤマザキナビスコカップ準々決勝の第2戦が6日、全国各地で荒天の中行われた。

 第1戦で浦和レッズを5-0で下していたアルビレックス新潟は、アウェイで苦しい戦いを強いられる。4バックで臨む相手に55分、58分と立て続けにゴールを奪われると、70分には阿部勇樹にPKを沈められ2点差に。

 それでも何とか最後まで持ちこたえて2戦合計スコアを5-3とし、新潟がクラブ史上初のナビスコ杯準決勝進出を決めた。

 互いに2点を取り合って第1戦を終えていた鹿島アントラーズとFC東京は、一転してホームの鹿島が圧倒する展開となる。布陣を変えて臨んだFC東京が流れを掴めずにいると、7分と60分に金崎夢生がミドルシュートを突き刺して2点のリードを手にする。

 その後も終始リズムに乗れない相手を押し込んだ鹿島が95分に遠藤康のゴールでダメ押し。第2戦は完勝といえる3-0、2戦合計スコアを5-2として準決勝進出を果たした。

 アウェイでの第1戦を0-2で制したヴィッセル神戸は、20時という珍しいキックオフ時間で柏レイソル戦に臨んだ。

 かつての指揮官ネルシーニョ監督と今季4度目の対戦となる柏は、24分にエデルソン、31分に工藤壮人がゴールを奪って2戦合計スコアを2-2のイーブンに戻す。しかし3分後にレアンドロが古巣相手に得点を挙げて再びリードを奪う。

 だが、引き下がらない柏は51分にエデルソンがこの日2得点目を決め、2戦合計スコアで1点差に迫る。しかし、最後は神戸が粘りを見せて耐え抜き、2戦合計4-3でクラブ史上初の準決勝へと駒を進めた。

 第1戦は1-1のドローだった名古屋グランパスとガンバ大阪は、第2戦目も互いに譲らない。7分に野田隆之介が2試合連続となるゴールを挙げて名古屋に先制点をもたらすと、41分にG大阪が阿部浩之のゴールで追いつく。

 そのままスコア動かず延長戦に突入すると、94分に岩下敬輔が決めてついにG大阪が逆転に成功する。しかし、名古屋は105分に田中マルクス闘莉王のゴールで再び同点とする。

 そして名古屋は120分にPK戦を見据えてGKを楢崎正剛から高木義成に交代させて決戦に備える。

 120分を終えてPK戦に入り、互いに5人全員が決めて迎えた先攻名古屋の6人目、矢野貴章が外してしまう。だが、後攻のG大阪の岩下も外してしまう。その後は全員決めて9-9で11人目へ。名古屋のキッカーGK高木はクロスバーに当ててしまう。

 最後はG大阪の11人目、GKの藤ヶ谷陽介。プレッシャーのかかる中、冷静に決めて10-9として壮絶なPK戦を制した。名古屋にとってはPK戦に備えて投入したGKが裏目に出る形で敗退が決まり、2連覇を目指すG大阪の準決勝進出をホームで見届けることとなった。

 今日の4試合でナビスコ杯ベスト4が出そろった。FC東京を下した鹿島は神戸と、浦和を振り切った新潟はG大阪と対戦する。準決勝は第1戦が来月7日、第2戦は同11日に開催される。

 ナビスコ杯準々決勝第2戦全試合の結果は以下の通り(カッコ内h2戦合計スコア)。

鹿島 3-0(5-2) FC東京
浦和 3-0(3-5) 新潟
名古屋 2-2 PK:9-10(3-3) G大阪
神戸 2-3(4-3) 柏

text by 編集部