セリエA監督給与額が発表、ミランは3名同時に支払中

写真拡大

9月6日、『Britz』など各メディアは「『Gazzetta dello Sport』がイタリア・セリエA各クラブの監督に支払っている給与を調査した」と報じた。

その内訳は以下の通りになったとのこと。

20:マルコ・ジャンパオロ(エンポリ) / 20万ユーロ(およそ2700万円)

19:ファブリツィオ・カストーリ(カルピ) / 25万ユーロ(およそ3400万円)

18:ロベルト・ステッローネ(フロジノーネ) / 35万ユーロ(およそ4800万円)

17:ロランド・マラン(キエーヴォ) / 40万ユーロ(およそ5400万円)

15:エディ・レヤ(アタランタ) / 60万ユーロ(およそ8100万円)

15:アンドレア・マンドルリーニ(エラス・ヴェローナ) / 60万ユーロ(およそ8100万円)

14:ヴァルテル・ゼンガ(サンプドリア) / 70万ユーロ(およそ9500万円)

11:マウリツィオ・サリ(ナポリ) / 80万ユーロ(およそ1.1億円)

11:ジャンピエロ・ヴェントゥーラ(トリノ) / 80万ユーロ(およそ1.1億円)

11:ステーファノ・コラントゥオーノ(ウディネーゼ) / 80万ユーロ(およそ1.1億円)

10:ジュゼッペ・イアキーニ(パレルモ) / 85万ユーロ(およそ1.2億円)

8:デリオ・ロッシ(ボローニャ) / 90万ユーロ(およそ1.22億円)

8:エウゼビオ・ディ・フランチェスコ(サッスオーロ) / 90万ユーロ(およそ1.22億円)

5:パウロ・ソウザ(フィオレンティーナ) / 100万ユーロ(およそ1.36億円)

5:ステーファノ・ピオーリ(ラツィオ) / 100万ユーロ(およそ1.36億円)

5:ジャンピエトロ・ガスペリーニ(ジェノア) / 100万ユーロ(およそ1.36億円)

4:シニシャ・ミハイロヴィッチ(ミラン) / 200万ユーロ(およそ2.72億円)

3:ルディ・ガルシア(ローマ) / 280万ユーロ(およそ3.8億円)

2:マッシミリアーノ・アッレグリ(ユヴェントス) / 350万ユーロ(およそ4.75億円)

1:ロベルト・マンチーニ(インテル) / 400万ユーロ(およそ5.43億円)

その中でもっとも高額になったのはインテルのロベルト・マンチーニ監督。ボーナスを含めた総額は400万ユーロで、イタリア代表監督のアントニオ・コンテ氏とほぼ同等となった。なおコンテ氏の方はスポンサーのプーマが一部を支払っている。

また、インテルはさらに昨年解任したヴァルテル・マッツァーリ氏の年俸350万ユーロ(およそ4.75億円)もまだ支払っている。

同じように複数の支払いが残っているのはミラン。昨年解任したクラレンス・セードルフ氏の240万ユーロ(およそ3.26億円)、今夏解任したピッポ・インザーギ氏の150万ユーロ(およそ2.04億円)が残っており、3名分を同時に支払っている。

そのため、実質の監督給与の負担としてはミランが2位になるはずだ。

フィオレンティーナも今夏解任したヴィンチェンツォ・モンテッラ氏の140万ユーロ(およそ1.9億円)が加わっており、ジェノアとラツィオよりも負担額は大きい。

この点で言えば、ローマとユヴェントスは安定した成績を収めているため意外に監督での負担額を抑えられているということにもなりそうだ。