大日本印刷(DNP)<7912>は28日、英国アピカル・リミテッド社が開発した画像補正技術を搭載したASIC(特定用途向けIC)の販売を開始すると発表した。DNPによると、同技術をASIC化したことで、静止画だけではなく、動画のコントラストをリアルタイムで補正できるようになった。DNPが独自のASICを販売するのは今回が初めて。

 同ASICは、監視カメラやデジタルビデオカメラなどの画像撮影装置や、液晶ディスプレイなどの画像出力装置などに組み込む。画面内の明暗差を補正し、適切なコントラストで画像を記録・表示できるようになり、「白飛び」や「黒つぶれ」が補正されるという。特にMPEG-4など圧縮率の高い動画圧縮形式での画質劣化を抑えることができるという。

 同ASICのサンプル出荷は05年7月、量産開始は10月を予定している。電機メーカーやカメラメーカー、通信機器メーカーなどに販売し、05年度で6000万円、07年度で12億円の売り上げを目標としている。【了】