Doctors Me(ドクターズミー)- アッチッチ!舌を火傷しちゃった!正しい対処法は?

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アツアツの料理を口にしたとたん「アチッ!」と舌を火傷(やけど)してしまった経験はありませんか? 食べる度にヒリヒリして、気になってしまう舌の火傷。どんな処置をすればよいのでしょう? 医師に詳しく聞いてきた話をお伝えします!

わかっちゃいるけど、つい火傷! 舌はどうなってるの?

熱い料理や飲み物をつい口にいれてしまうのは、どんなときでしょうか。たとえば特に空腹を強く感じているとき……食べ物を目の前にあわてて、熱いかどうかを確かめずに口にしてしまうこともありそうですね。熱いものに触れた舌は、どうなってしまうのでしょうか?

熱いものが触れることにより、
・舌の表面の粘膜や組織が破壊された状態に
・カタル性口内炎や舌炎とよばれる粘膜の炎症に

……なんだかすごく痛そうですね。
火傷は舌であっても皮膚であっても「重症度」とよばれる火傷のレベルがあるのです。この重症度によって、状態も変わってきます。

1〜3の「重症度」

【第1度】粘膜の表面の損傷
・舌がピリピリしびれたような感覚やジンジンした感覚
・痛みがある
・舌が赤くなって腫れる場合も

【第2度】舌の粘膜の表層・その直下の層の損傷
・舌が赤くなり、腫れたり水ぶくれができる、皮がむけたりすることも
・第1度より痛みは強い
・味覚が鈍くなることも

【第3度】舌の深いところにある筋肉まで損傷
・舌の粘膜の表面は障害により白や黒に色が変わる
・舌の感覚がなくなったり、強い痛みを感じる場合も

そして、あまり何度も火傷を繰り返しすと、口腔内の癌のリスクが高まります……!恐ろしいですね。改めて、火傷しないように気をつけましょう。

舌の火傷は、まず「冷やす」!

舌を火傷したときは、皮膚の火傷同様、まずは「冷やすこと」が重要です。

【舌を火傷をしたときの処置】
1. 流水や氷などでしっかりと冷やす
2. 食べ物の残りなどがやけど部分にあれば洗い落とす
3. 痛みが強ければ、鎮痛剤を服用(用法を守ること!)

医師のアドバイス

当たり前ですが、舌の火傷の予防には、何よりも食べ物や飲み物を口にいれる前によく温度を確かめ、慌てず口にいれることが大切です。
冷やしたあとも痛みがひどいときや、重症度の第2度・第3度に見える場合は受診しましょう。歯科、耳鼻科、皮膚科などが良いでしょう。

(監修:Doctors Me 医師)